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眠る少年トラン  作者: たみ
206/345

206 第九章 砂煙と魔物




公爵家の庭で昼寝をするトラン


怪我はすっかり治り冒険者活動を再開していた。

病院の医師たちはあまりの回復力に驚愕する。

ただ眠っているだけなのにどんどん回復していくのである。

不思議なトラン





「、、、」




トランはうっすら目をあける。


異大陸にきて半年が経とうとしていた。


今では見慣れた景色がそこに見える。






トランは

仲間の事を考える。








⚫︎ベルグ

とてつもない人外剣士『生物兵器ベルグ』

トランは今だにベルグは人間ではないと

考えている。

神がかった剣技に反則級の身体能力

ベルグが本気で戦ったところを見たことがないトラン。

そもそもベルグの本気に耐えうる剣がこの世に存在しない。いや、、、一振りは、、、。







⚫︎アルホ

真面目でしっかり者

ひたむきに努力を続ける冒険者

ベルグに剣を師事してから

急激に伸びたなとトランは思う。

頭を使った戦い方が上手い、ベルグに教わった事を着実に身につけていっている。

剣技だけなら『箱』でベルグ、トランに次ぐ実力だ。独自の能力も開花し始めて

今後まだまだ伸びるなと思うトラン





⚫︎バルカ

おっちょこちょいで甘えん坊。

超感覚派バルカ

戦闘に関してはなんだかんだで

なんでもできる。一撃の火力は『箱』でも

トップクラス。

バルカは難しい事は考えない!とにかく全力!

よく依頼の魔物を跡形もなく吹き飛ばしアルホに怒られる。好きな物は肉で、苦手な物は、、、怒ったアリサだ。




⚫︎アラグ

トランを師匠と慕う少しバカな勇者

人族最強の戦闘能力を有しているが、

未だ謎が多い。トランに一瞬で敗北した過去がある。アラグはあれから、トランやアルホ、バルカと依頼や冒険に出かけている。冒険者としての能力は急速に伸びている。しかし、、、

一応アラグは騎士学生だ。進路はどうするんだろう。ベルグは近い将来『王の剣』になるだろうと予想している。アラグを推薦することができる立場にいるベルグ。











トランは景色を眺める。


(あいつら元気かな?)






「、、、」


見慣れた景色の遥か向こうに




見慣れない物が








遥か山の向こうに砂煙が上がっていた。



「、、、」

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