表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠る少年トラン  作者: たみ
180/345

180 黒狼の牙



「そしてですね。


その本の中では、

『黒狼の牙』こそが、200年以上昔に

『始まりの世代』達によって作られた。

最古のクランとされているんです。」




「「!!!」」



「『赤獅子の牙』ではないんですね」

アルホがいう。



「はい!

その本の中ではそうなっていました。

ギルドの記録とは違います。」




「アリサさん!

ほかにはどんな事が書いてあってんですか?」





「、、、、


クラン『黒狼の牙』の冒険者に

ついて書いてありました。


クラン長の名前は




『冒険王アラン』


始まりの冒険者

『アラン』

とも記載されていました。」




「『アラン』?、、、知らない名前です」


「まったくなのだ、、、」




「実はですね、、、

私は『アラン』という名前の冒険者を

1人知っているんです。


この本に出てくる人物と同一でないと

、、、思うのですが、、、」






「そのアリサさんが知っている『アラン』は

どんな人なんですか?」



「冒険七王の1人です。


直接会った事はないのですが、、、

ギルドマスター以上の職員は知っている名前なんです。


私はたまたま情報を見る機会があり、

知ったのですが。」



「冒険七王:狼王アラン

唯一5大クランに属していない冒険七王です。


これ以上の情報はないのですが、、」






「、、、」

考える2人






「そして、、、


『黒狼の牙』

副クラン長の名前が2名




その2人の名前は




、、、

『ヤラク』

そして


『ナハラサ』







「えっ?!それって」


「!!!」





「はい、、

『赤獅子の牙』ヤラク様、ナハラサ様と同じ名前です。


全員が冒険七王に名を連ねる冒険者と名前が同じなんです。

偶然にしては出来すぎていると思いませんか?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ