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眠る少年トラン  作者: たみ
172/345

172 スサーヌ家 サーネとジンとハラ




「ジン様。

ハラ様が、、、お客人の方とお見えになりました。」

使用人が案内する。


ハラとトランは公爵家の屋敷にきていた。






「通しなさい。」


トラン達を待っていたのはサーネの父

ジン・スサーヌであった。







「トラン!」

ジンといっしょにいたサーネが嬉しそうに

トランに駆け寄る。出会った時とは別人のように明るく、美しい黄色い服を着ていた。



「よ!元気か?サーネ」

トランは気軽に話す。



「元気!元気!」

嬉しそうにトランの手を掴むサーネ



ジンはその光景をみて微笑む。



「貴様!サーネ様から離れろ!無礼だぞ。」

ハラがトランの態度に怒り、

トランにサーネが接近したことに警戒する。






「あ?」

トラン





「だからハラ!トランはいい人だよ」

サーネはトランが安全であるとハラに説明する。


しかし

トランがいい人か?と問われると悪い人である。トランが安全か?と問われると危険である。それも超危険な部類だ。


ハラの判断はかなり正しい。



「しかし!サーネ様

この者は得体が知れません!」


かなり正しい。




「ははは

ハラ、大丈夫だよ。

お前の心配もわかるが、

ここまでサーネが信頼するのも珍しい。」

ジンが話す。


ハラに警戒をひかえるよう促す。






「、、、」





「はっ!ジン様がそうおっしゃるなら」

引き下がるハラ

トランを一瞬睨む。






「急に呼び出してすまないなトランくん

君に聞きたい事があってね」

ジンがトランをみる。




「オレに聞きたいこと?」

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