158 悪魔の儀式 アリサの不安
「、、、」
不安が頭を埋め尽くすアリサ
「トラン!アリサさんが来てるよ!」
トランを呼ぶベルグ
「、、、」
反応しないトラン
「、、、不安です。
最近、タナ平原に星が落ちたり、帝国で起きた地震とか、不吉な事が続いてますし、、、
」
「、、、」
ベルグが何かを考えている。
「ベルグ様?どうかされました?」
考えるベルグを気にかけるアリサ
「タナ平原の星については私も現場を確認しました。」
ベルグは騎士団と一緒にタナ平原を調査していた。
「そうだったんですね!」
「あれは星の落下ではないかもしれません。」
「えっ!どういうことですか?」
「微かに魔力を感じました。
推測の域ですが、魔物もしくは、、、人為的な何かかも、、、」
「!!!で、ですが、
あんな恐ろしい事、魔物ましてや人にできるとは思いません。」
、、
、
「、
、
、
そうですね
考えすぎかもしれません。」
「、、、」
「、、、
これも推測の域なんですが、
帝国の地震、タナ平原の星は
関係しているように思うんです。」
またベルグが面白い?事を言う。
「全然違う場所ですよ?
どう関係してるんですか?」
?のアリサ
「帝国で地震が起こった時期と
タナ平原に星が落ちた時期、
ある危険な男の行動時期と重なるんですよ。」
ベルグはトランの後ろ姿を見ながら話す。