156 フェルニーナ村
トランと謎の女の子サーネはフェルニーナ村にきていた。アルホ、バルカも一緒だ。
「トランさーん」
ニーナがトランに抱きつく。
ニーナは小さいので、
トランの腰あたりに抱きついている。
「ニーナ、久しぶりだ」
「お久しぶりです!!」
、
、、
「あの
方達は、、、」
ニーナはトランの後ろにいるアルホ達に目が行く。
「前言ってたオレの仲間だ。」
「トランさんの仲間!!」
嬉しそうな顔をするニーナ
「友達のニーナだ」
トランはニーナをアルホ達に紹介する。
「アルホと言います!」
「バルカと言うっす!」
ペコペコする2人
サーネも一緒にペコペコしている。
トランの友達が小さな女の子とは思っておらず、
驚く2人。
「トランさんその子は」
ニーナがサーネを気にする。
サーネの姿にニーナはあまり気にしていない様子。
「サーネだ。迷子魔族だ」
「迷子魔族??」
??の顔のニーナ
「ワイバーンは留守か?」
「はい!あの子は今は狩に行ってると思います。」
「そうか、
コイツらに見せたかったんだ。
絶対驚くから」
「ははは
そうですね。」
、、
、
トラン達はいったん落ち着き。
今回きた経緯を話す。
「魔界の場所ですか?」
トランは魔物と話せるニーナなら魔界や魔族の手がかりがわかるかもと思ったのだ。
しかし
「すみません、、、
わからないです。」
「そうか
気にするな」
「今度、あの子にも聞いてみます。」
「ああ、頼んだ。」
、、
、
トランは伸びをする。
「サーネ釣りしたことあるか?
ここのニジマスは美味いぞ!」
サーネに聞くトラン
「****」
答えるサーネ
「ははは
オレが教えてやる」
トランとサーネはニジマスを釣りに行く。
、
、
、
残された。
ニーナとアルホ、バルカ
「ニーナさんは魔法の天才とアニキから聞いてます。」
アルホがニーナに話しかける。
「魔法の天才なんて!とんでもないです!!
トランさんが一から教えてくれたんです。
魔法が使えるようになりたいって言ったら」
「そうだったんですね」
「さすがアニキ」
嬉しそうなアルホ、バルカ
「トランさんが竜を探している時にたまたま
ここに来てくれて、、、
魔法教えてくれたんです。
一所懸命」
ニーナは釣りをするトランを見ながら言う。
「それからも
たまに来てくれて魔法を教えてくれるんです。」
ニーナはアルホ、バルカに説明する。
「トランさんは優しいから」