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眠る少年トラン  作者: たみ
156/345

156 フェルニーナ村



トランと謎の女の子サーネはフェルニーナ村にきていた。アルホ、バルカも一緒だ。




「トランさーん」

ニーナがトランに抱きつく。

ニーナは小さいので、

トランの腰あたりに抱きついている。



「ニーナ、久しぶりだ」


「お久しぶりです!!」



、、


「あの

方達は、、、」

ニーナはトランの後ろにいるアルホ達に目が行く。




「前言ってたオレの仲間だ。」




「トランさんの仲間!!」

嬉しそうな顔をするニーナ




「友達のニーナだ」

トランはニーナをアルホ達に紹介する。





「アルホと言います!」

「バルカと言うっす!」

ペコペコする2人

サーネも一緒にペコペコしている。


トランの友達が小さな女の子とは思っておらず、

驚く2人。





「トランさんその子は」

ニーナがサーネを気にする。

サーネの姿にニーナはあまり気にしていない様子。




「サーネだ。迷子魔族だ」



「迷子魔族??」

??の顔のニーナ






「ワイバーンは留守か?」


「はい!あの子は今は狩に行ってると思います。」



「そうか、

コイツらに見せたかったんだ。

絶対驚くから」



「ははは

そうですね。」



、、













トラン達はいったん落ち着き。



今回きた経緯を話す。







「魔界の場所ですか?」




トランは魔物と話せるニーナなら魔界や魔族の手がかりがわかるかもと思ったのだ。



しかし




「すみません、、、

わからないです。」




「そうか

気にするな」





「今度、あのワイバーンにも聞いてみます。」




「ああ、頼んだ。」





、、






トランは伸びをする。



「サーネ釣りしたことあるか?

ここのニジマスは美味いぞ!」

サーネに聞くトラン


「****」

答えるサーネ




「ははは

オレが教えてやる」


トランとサーネはニジマスを釣りに行く。







残された。

ニーナとアルホ、バルカ




「ニーナさんは魔法の天才とアニキから聞いてます。」

アルホがニーナに話しかける。




「魔法の天才なんて!とんでもないです!!

トランさんが一から教えてくれたんです。

魔法が使えるようになりたいって言ったら」




「そうだったんですね」

「さすがアニキ」

嬉しそうなアルホ、バルカ






「トランさんが竜を探している時にたまたま

ここに来てくれて、、、


魔法教えてくれたんです。

一所懸命」



ニーナは釣りをするトランを見ながら言う。







「それからも

たまに来てくれて魔法を教えてくれるんです。」


ニーナはアルホ、バルカに説明する。










「トランさんは優しいから」

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