144 獅子王 迎えの馬車
「ははは
楽しかったなナハラサ!」
「それはよかった
で何かわかった?」
「お前の言うようにアイツは強いな
後ろの二人もだが、、
トラン
アイツはより強力だ!
どんな奴か気になっておったが、
面白い。アイツのような奴は久しぶりだ!」
「よかったね」
ナハラサは母が子供に言うようにこたえる。
「ナハラサ!」
「ん?」
「トランはあまりいい噂は聞かないだろう」
「うん」
「わたしは
トランが邪悪な奴なら叩き潰しつもりだったのだ!!」
「何か企んでるとは思ったけど、
そんなこと考えてたの、、、」
呆れるナハラサ
「アイツは変わっているが、
信用できる奴だ。
いい冒険者になるぞアイツは」
「ははは
えらいお気に入りだね。」
「、、、」
ナハラサ
馬車の窓の外を見ながら考える。
そして呟く。
「時代が変わってトラン君みたいな
冒険者は減ったね。」
、
「ああ」
ヤラク
「どことなくアランさんに似てるよね」
ナハラサ
「ははは
そうだな」
、
、
、
、
「三人で冒険者してた時が懐かしいよ。」
「ははは」
「がははは」
「今ごろ何してるのかな、、、
会いたいね」
「ああ、会いたい」
いつもお世話になります。
貴重な時間の中、読んでいただき
ありがとうございます。
面白い 話しなどあれば、「いいね」
で教えていただけると助かります。
計画的に話しを考えてないので、
参考にしたいと思います。