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眠る少年トラン  作者: たみ
140/345

140 帝国ギルド 集結



トランは依頼を達成しギルドに戻ってきていた。


「依頼達成だ。

確認頼む」

トランは受付嬢に処理を頼む。




「えっ、、

この短期間で、

ありがとうございます!!

すぐに処理します。」

受付嬢は慌てながら喜ぶ。



「ああ

頼む」






「半年以上誰も手をつけなかったので、

助かりました。しかもこんな短期間で、、

さすがです。」




「人が少ないな」

トランはギルドを見回し聞く。



「黒皇山で地震があったんですよ。

その影響で調査の依頼や、山から降りてきた魔物の対応で冒険者たちは出払ってしまってます。


、、、

それとですね、、、


◆黒皇山

帝国の南に位置する山。

黒皇石と呼ばれる黒色の希少な鉱石が取れる。

しかし、超硬鉱石のため採取する事は不可能とされている。皇帝の王冠に使われているが、どのように採取したか不明。




受付嬢が話し出す。




「トランさんの

ようなAランク冒険者が来て難しい依頼を受けてくださるのは、ギルドとしては大変ありがたいのです。

しかし、、、」



「Aランク冒険者に萎縮してるというかなんというか、、、

Aランク冒険者は誠実な人ばかりではありませんから、他の冒険者は怖がってしまって、、

依頼の時以外は寄り付かなくなってますね。」



「それと、、、

トランさん以外にもここ数日Aランク冒険者が来てまして、、

それと重なり、、、

冒険者は危険に敏感ですから、、


あのこれはトランさんが危険というわけではなくてですね、、」

受け付けは誤解させてしまったと慌てる。

しかし、事実トランは危険である。








その時ギルドの扉が開き二人組みが入ってくる。



「あっ!

噂をすればですね!

あの方達です。」

受付嬢が反応する。




「アニキ!!」

赤い頭の一人が突っ込んでくる。

それを避けるトラン



「アニキもギルド来てたんですね!」

青い頭が話す。



「ああ

依頼終わりだ。

お前達は?」



「オレ達も依頼終わりっす!」

「一緒っす!!」



「何か食いに行くか」



「「いきたいっす!!」」





「お知り合いだったんですね、、、」

状況に納得し始める受付嬢





、、




、。


トランは異変に気付く



「!!」

トランは構える。

何か膨大な魔力がものすごい勢いで近づいてくるの感じていた。


トランを見てアルホ、バルカも戦闘態勢にはいる。




「えっ」

理解できない受付嬢

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