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14 決戦
14 決戦
黒い魔物は静かに二人を見据えていた。
「あれを倒さないと帰れそうにないね」
「ここで待つあたり、あの魔物いい性格してるぜ」
「ははは。言えてる。」
二人に恐れはなかった。
トランの魔法が放ったれる。
「ファイヤー！」
魔物は大きく飛びのき魔法をかわす。
、、、
しかし、、、
魔物は
もう一つの攻撃に気付くのが遅れる。
「はぁぁあー！！」
ベルグの剣が魔物の首に迫る。
魔物は腕を上げ剣を受け止めるが、、、
ザク！！
ベルグの剣が魔物の腕に深々と刺さる。
、、、
グ？
グァアァァ！！！
グギャアア！！
魔物が痛みに叫び暴れまわる。
トランが声をかける
「さすが」
「学校支給の剣じゃなくてよかったよ」
魔物は激昂しており、口からは鞭のような触手が伸びる。
ギャアア！！
触手がベルグを襲う！！
ベルグは間一髪でかわし、後方に飛びのく。
先程までベルグが立っていた場所が吹き飛ぶ。
「「、、、」」
「、、、あれはやばいな」
、、、、
戦いは防戦一報になっていた。
触手の間合いが広くベルグの攻撃範囲まで近けない。
ベルグはかわすだけで精一杯だった。
ベルグはあることに気づく。
トランが魔法攻撃をしている間は触手の攻撃が止まることに気付いた。
「トラン！！」
「魔法攻撃と同時に飛び込む！」
「魔法を放つ時タイミングを教えてほしい」
トランはベルグの意図に気付く。
「わかった」
、、、
「いくぞ！！ファイヤー！」
ベルグが飛び込む
「はっ！！」
ベルグの剣ご魔物に届く！！
ギャアアーーー！！
魔物は痛みに叫ぶ。
ベルグの作戦は功を奏し、魔物に次々と攻撃が当たる。
魔物は体中から血を流し、明らかに弱っている。
（いける！！）
二人が勝利を確認した
