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133 眠る少年 ゴミ山の王様
「オババ!」
子供が話す
「どうしたんだい」
子供の話しを聞くオババ
「なんでみんな
ここにゴミを捨てなくなったの?
ぼくがもっと小さい時は
いーっぱいゴミがあったのに」
子供は手を広げて言う。
「それはね。
ゴミ山の王様がいなくなったからだよ」
「ゴミ山の王様!!?」
子供は驚く
「ゴミ山の王様は
どんなゴミでも燃やしてしまうんだ。
だからね。
みんなここにゴミを捨ててたんだよ。
ここに捨てていけば
王様が燃やしてくれるからね。」
「あんなにいっぱいゴミを
捨てて
王様は怒らないの?」
「王様はゴミが大好きなんだよ」
「へー
変なのー」
子供は笑う
「ゴミ山の王様どこにいっちゃたの?」
、、
「、、
さーねー
今頃どこにいるんだろうね、、、」
オババは懐かしそうに
かつてゴミ山があった場所をみる。
しれっと再開しました。
すみません。
いつもありがとうございます。
頑張ります。