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眠る少年トラン  作者: たみ
131/345

131 新たに蠢く悪



ナハラサ達は帰っていった。




トラン達は会議室に残っていた

「トランさんホントにいいんですか?」


「何がだ?」


「決まってるじゃないですか!

ヤラク様に会わなくていいのかって

事ですよ!」


「なんでそんな面倒くさそうな奴に

わざわざこっちから会いに行かなきゃ行けないんだ。」



「5大クランのクラン長なんて

すごい人脈になりますよ!


ヤラク様と会うの

王族と会うより難しんですから!!」



「いらん」

無機質に切り捨てるトラン




「まー

予想通りですが、、、


なんかもったいない気がします。

帝都にも入れる事なんて滅多にないですし」




「あ?

何言ってる

帝都には行くぞ」



「「えっ!?」」

驚く一堂


「えっ!!

さっき行かないって


「アニキ!行くんですか?」



「ヤラクには会いにはいかないと言った」

答えるトラン



「、、、」


「じゃ帝都には入れ、、、

嫌な予感がします。」

青ざめるアリサ



トランは先程ナハラサから渡された封筒をヒラヒラする。



「、、、」

絶句するアリサ



「トランさん、、、

あなたは悪の天才ですか!?

そんな事誰も思いつきませんし、

実行しようと思いませんよ!!」



「帝都にいつでも入れるチケットをくれるなんて、ナハラサは以外といい奴だ。

ははは」

笑うトラン



「遊園地のチケットみたいな言い方しないでください!!

それは限られた人にしか渡されない招待状です。国賓クラスの人に渡す物ですよ!!


招待状の効力だけ使って招待に応じないなんて、、、

そんな使い方していいと思ってるんですか!?


絶対にやめてください!!」




「おっ!複数人可能みたいだ!

アルホ、バルカ一緒にいくか?」

楽しそうなトラン





「ダメー!!」



会議室で叫ぶアリサがいた。



新たに蠢く悪。

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