124 悪魔と勇者
「おい銀髪
お前こんなとこで何してんだ?
サボりか?」
「「「「え!?」」」」
声が重なる。
、、、、
一堂は絶句した。
「まったく!何も聞いてないじゃないか!
トランに聞きたい事があるだって」
ベルグが助け船を出す。
「オレに?
検問通らずに王都出る方法か?」
「トラン!!
それ絶対教えないで!!」
ベルグが怒る。
「トラン様!!
何故模擬戦の時負けを認めたのでしょうか?
私に何が足らないのでしょうか?」
「は?」
トランはアラグが何を言っているか分かっていなかった。
トランは模擬戦の事は忘れていた。
「、、、」
アラグは真剣な目でトランを見る。
トランはアラグをみる。
、、、
トランは上を見ながら何かを考えている。
「んー、、、
あー、、おし!」
トランは何かを決める。
その瞬間
、。
、、
、
アラグが後方に吹き飛ぶ
トランは一歩も動いていない。
アラグは起き上がる瞬間
トランが目の前に来ていた。
剣に手をかけようとするアラグだが、
トランの拳がアラグの腹部に深々と刺さる。
「ぐ、、、はっ」
アラグは意識を失う。
「おし!
こんなもんか」
トランがアラグを担ぐ
「おし!じゃないから
君はホントにむちゃくちゃだね!
他に方法あったでしょ!?」
「ははは、わからん!」
トランは笑った。
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