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120 懐かしい鑑定紙
「どっちからやる?」
「まず銀髪」
即答するトラン
「わかった。」
アラグの血を鑑定紙にたらすベルグ
鑑定紙が光、、、
「「!!」」
前回記憶している鑑定紙の光よりあきらかに強い光だ。部屋中が光に包まれる。
鑑定紙に文字が浮かび上がる。
◆アラグ鑑定紙
種 : 勇者
星 :★★★★★★★
色 : 白
能 : 特剣、上魔、真眼、覚醒
「「おー!」」
「予想通りだね」
「あー
いつも通り意味不明なのがあるな」
「真眼、覚醒が気になるね。」
「お前のにも似たようなのあったよな。」
「魔眼でしょ?
普通の人には感じ取れない情報が
取れる能力かな?」
「お前のアレは反則だけどな」
「ははは」
「白ってなんだ?」
「色のところね。
分からないけど、過去の勇者伝記には
傷を癒す特殊な魔法を使ったって書いてあったけどね。」
「ふざけた能力だな」
「うん、敵なら脅威だね」
、
、
、、