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114 眠る少年 青髪少年
1人剣を振る青髪の少年
「よっ」
黒髪の少年がしゃべりかける。
「あっ!アニキ!」
「何してんだ?」
「修行っす」
「ふーん、、、
お前は強くなりたいのか?」
「はい!
アニキみたいになりたいっす!」
「ははは」
「アニキはどうやってそんなに強くなったんですか?」
「オレはそんなに強くないぞ
オレより強いやつはいくらでもいる。」
「アニキは強いっす!!」
必死の青髪少年
「オレは強くなりたかったわけじゃないし、
今も強なるために剣を振ってるわけじゃない。」
「じゃあ何でアニキはそんなに強いんすか!?」
興味津々の青
「オレにはやりたい事がいっぱいある。
生きてるうちに全部やりたい。
やりたい事をやってたら強くなった。
やりたい事をやる為には強さが必要だった。
強さはオレの目的じゃない。
」
「、、、なるほど」
考える青
「アルホ、お前は本当に強くなりたいのか??」