113 母校 アルトール騎士学校
アルトール騎士学校は王国騎士団に入隊するための学校である。騎士学校の中で唯一、王族守護部隊に入隊が可能な学校だ。
王国騎士団は全部で4つの部隊がある。攻撃部隊、王国守護部隊、治安維持部隊、王族守護部隊がある。
騎士学校という名称だが、魔法学も学び王宮魔術師団に入隊する生徒もいる。
アルトール騎士学校の入試倍率は20倍。数ある騎士学校の中で最も入学が難しい学校だ。
「ギル教官!お久しぶりです。」
ベルグが騎士学生時代の教官にしゃべりかける。
「おまえら、久しぶりだな。
学長から知らせを聞いた時は驚いたが、
本当に来るとはな。ベルグ、トラン」
「僕たちの事すぐわかりましたか?」
「ああ、おまえらの代はいろいろあったが、
ずば抜けて優秀だったからな。
記憶に残ってるよ」
「それにおまえらの名前は卒業してからも良くみみにするからな。」
「今日来たのは、、」
「ああ、わかってる。
アラグに会いにきたんだろ。」
「はい。とてつもないと聞いてます。」
「学生歴代最強だな。アレは」
「おい!記録更新されてるぞ。
自称最強」
「だから!
自称してないから!」
学生時代の二人を思い出し
笑うギル教官
変わらない二人が羨ましくなる。
「ここがアニキとベルグさんのいってた学校かー。
スゲーなー」
バルカはアルホにしゃべりかける。
二人もトランについてきたのである。
「ここでアニキが修行してたのか!
すごい施設だな!」
感動するアルホ。
「真面目に修行してくれてたら
助かったたんだけどな!」
「揉め事ですか?」
アルホが聞く。
「喧嘩もしょっちゅうしてたが、
そんなのはかわいい!
教室は爆破するわ、学長室に忍び込むわ、
学生で冒険者登録はするわ、
むちゃくちゃな学生だったんだよ!
コイツは!」
怒るギル教官
「ははは
結構バレてたんだな。」
笑うトラン
「トラン!校長室に忍びこんでたの!」
驚くベルグ
「ああ、学校の設計図が欲しくてな」
「嫌な予感しかしないよ、、、」
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