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眠る少年トラン  作者: たみ
104/345

104 新しい人


「あっそうだ」

トランが何かを思い出したようにいう。



「「箱」に入りたい奴がいるんだった。

呼んでくるわ。外にいるはずだ。」


トランそう言って出ていった。


「「「えっ!!」」」

3人は驚く。

さっきまでの話しはなんだったんだ。



3人は複雑な気持ちになる。


アリサはアルホの顔を見る。

アルホはすかさず目を逸らす。




しばらくして

トランが戻る。


「こいつだ。

アリサ、こいつは冒険者ですらないから、

まずは冒険者登録から頼む。」


そこにはフードを被った男がいた。


「お前フード取れよ。

カッコつけてんのか?」



「なんでそうなるんだよ!」

男がフードを取る。

、、





「「ベルグさん!」」

「ベルグ様!!」

驚く3人。



「あれ?お前らこいつのこと知ってんの?」

トランは疑問に思う。




「古代種の時とか「赤獅子の牙」の時もお世話になりましたし、、、。

それよりも

ベルグさんを知らない人は王都にいないと思いますよ。」

アルホが説明する。


「ベルグ、お前悪いことでもしたのか?」

トランは笑いながら聞く。



「トランさん!!何考えてるんですか!!!

無礼にも程があります!!」

アリサが暴れだす。



「トランさんじゃないんですから、ベルグ様がそんなことするわけないじゃないですか!!

ベルグ様は王都の守り神的な存在なんですよ!

この王都にベルグ様を悪く言う人なんていないんです。


それになんですかその態度は!!

ベルグ様と喋るだけで光栄なことなんですよ!」

カンカンのアリサ



「わかった、わかった」

聞き流すトラン



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