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眠る少年トラン  作者: たみ
103/345

103 眠る少年 僕の剣

僕の剣は理解されない。


「なんでそんなに速いの?」


「なんでそんなに荒々しいの?」


「なんでそんなに素直なの?」


「なんでそんなに鋭いの?」


「なんでそんなに迷わないの?」


「なんでそんなに自由なの?」



そんなこと言われても

わからない。


これが僕の剣だから




いつもいつも

不思議な目で見られる。


最初は嫌だった。


同じような剣になりたい思った。


でもできない。

なぜだろう?




僕にはみんなの剣が理解できなかった。


「綺麗な剣」

「規則正しい剣」

「合わせる剣」

「たくさんの剣」

「頼る剣」

「空っぽな剣」


理解したいけど、

結局理解できなかった。


理解できないけど、

みんなの一生懸命で綺麗な剣は好きだ。


理解できないけど好きだ。







僕にも



いるのかもしれない。


理解できないけど

僕の剣が好きな人が、、、


理解されないけど、

ははは。

101

102

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