反省できない人々
久々にネットで気持ち悪い人を見つけた。
俺の習性として気持ち悪い人を見つけると、つい観察してしまう。
その人が自分を賢いと思ってるバカなのはすぐ分かったが、妙な気持ち悪さはそれだけではないような気がしていた。
いつものパターンで分からないもんは知らん、と放置していた。
気持ち悪いけど底が浅くてそう面白い人でもなかったしな。
数ヵ月放置していてあることが起きた。
そのまま書くとすぐ特定されてしまうから違う話に例えるが、
運転免許必須の職場で、その気持ち悪い人は無免許なのに免許ありますと偽って働いていた。
それがバレて、お前無免許じゃんと即日解雇された。
まあ当然の話である。
それなのに、その気持ち悪い人は無免許なのがバレただけで一方的に解雇されてしまった可哀想な私として振る舞っている。
??????
いや、被害者じゃなくて解雇されて当然の加害者だよな。
しかも過失ではなく、確信的犯行の加害者だよな。
なにをどうしたら、被害者として振る舞えるんだ?
妙な気持ち悪さの原因はこれか。
でもなんでなんだろう?
自分を賢いと思ってるただのバカだからか?
なにか違う気がする。
でもって、いつもの如くふと思いつく。
この人、脳に障害があって自分の過失を過失として認識できないんじゃないのか?
ここからはデータの裏付けもなにもない本質直観のままの妄言だ。
データ揃えて論証するのは学者に任せる。
それを踏まえてもらって、
幼少期の躾で過剰に叱られてしまったせいで、脳がそのストレスから逃れるために過失やそれにまとわる事柄をキャンセルするようになってしまったんじゃないか?
無能なのに頑なに自分のミスを認めない奴っているじゃん。
無能な癖にプライドだけは高いバカだなと思っていたけど、それってプライドじゃないくて脳に過失を認める機能がないんじゃないか?
そう考えると俺は深く深く納得できる。
近い所だとこの糞暑い中、社内に六匹の犬を放置して死なせてしまったのに犬に死なれてしまった可哀想な自分と被害者の振るまいをして、お前が殺したんだろ、ボケ! と散々に叩かれた事件があったけども、あれも、誤魔化しとか自己愛とか身勝手じゃなくて、本当に車中放置で犬を死なせてしまったことは分かるけど、脳がそれを自分の過失とは認識できないで自分は犬に死なれた、悲しいと被害しか認識できてないんじゃないか、あれは。
いやいや、幼少期に過剰に叱ったぐらいでそんな変なことにはならんだろう、俺もすげー厳しく躾られたけど、そんな頭おかしい事にはなってないぞ、ってな人もいるだろう。
でも、それはあなたのストレス耐性が高いからなんだよ。
脳の発達はそれぞれ人によって違う。
ストレス耐性が高い人にはなんでもなくても、耐性の低い脳に過剰なストレスをかけると脳は結構簡単に壊れる。
かくゆう俺も、本当にヤバい怖い事は記憶できないという障害があるらしい。
友人からなんであんなヤバい話忘れることができるんだよ? と言われても一欠片も覚えてませんなあ。
それは本当に俺が経験したことなのか? 嘘ついてからかってないか?
って有り様だ。
詳しくは拙作、怪異健忘症を読んで貰うとして、脳って条件さえそろえば簡単に壊れる。
だって数分間酸素が途絶しただけで致命的な損傷を受けるほどの脆弱な器官なんだぜ、脳って。
ストレスでも壊れる、壊れる。
ストレスがかかるから脳が過失を認識できない、もしくは過失を認識しようとしない。
なので脳は過失で生じた損害だけを認識してしまうため、加害者なのに被害者と行動してしまうんだ。
そこで現実と振るまいに解離と齟齬が生じるため、それが妙な気持ち悪さになるんだよ。
そして、過去の過失を脳が認識したがらない以上、未来の過失も認識できない。
つまり自分がやらかすかも知れないミスを予想することが、脳の機能としてできない。
ほれ、乳幼児を車中に放置してパチンコして死なせてしまう親がいるじゃん。
考えなくてどうなるかわかるだろうって普通の人はそう思う。
しかし、彼らは自らの過失を認識したり予想する機能がないから、ちょっとぐらい置き去りにしても大丈夫、問題ないの発想にしかならないんだ。
大丈夫な訳ないだろバカ!
自分を賢いと思ってるバカもこれだな。
過失を認識できない、というか自分の過失とそれに関するストレスから逃れようとするあまり、過失から縁遠い自分、つまり賢い自分を無自覚に偽装するんだ。
つまりあるがままの過失を犯しうるバカな自分を許容することができない。
自分の能力のなさ故の過失でも不可抗力だと思ってるからな奴らは。
道理でひらすら同じミスを繰り返す訳だわ。
ミスをミスとして認識する機能がないんだもの。
そのせいではい、すみません。以後気をつけます、で済む話が徹底的に逃げ道を塞ぎ一言の反論を許さないまで追い詰めることになる。
いや、俺の職場の話だけどさ。
しかし、そこまでやっても、というかそれまでストレスをかけるからこそますますミスを認識できなくなって、お前、日本語読めるのか? 足し算引き算できるか? そもそも数を数えられるのか? ってレベルのミスを繰り返すんだな、あれは。
年下だったりしたらまだ我慢できるが、大先輩で俺より一回り以上でこれだとさすがに来るもんがある。
しかし、これはどう治したらいいもんか。
おっさん通り越して初老に突入した人間をミスする度に、いい子いい子ぼくちゃんは悪くないんですよー次は頑張ろうねえと頭撫で撫でしなきゃならんのだろうか?
そいつは勘弁。
それは親の仕事だろう。
初老の息子を頭撫でであやすとっくに定年迎えた両親の図か。
とってもホラーだなあ。
しかし、怖い話なのは事実で彼らは過失を認識できないから、同じミスを繰り返す。
例えば、車で人を轢き殺しても、人を轢いてしまって処罰される自分、可哀想としか認識できない。
んでもって人を轢き殺したとしてもそれは殺人では過失致死。刑務所に入ったとしてもええっ、もうってぐらいすぐ出てくる。
酒飲んで轢き逃げして、一人殺しても半年で出てくるんだぜ。
出てきてからまた同じことを繰り返す訳だ。
そんな奴らが普通に社会に紛れて見分けつかないんだぜ。
この国は躾とか教育に関して、どこかで深く間違えてしまったとしか思えない。
引きこもりやらニートに関しても、過失の可能性からの逃避ということで論じることもできそうだけど、
それは各自でやってくれいだな。
あと、これまで書いたことがもう○○○症候群だとか○○○障害だとかもう名前がついてることななんだぜってことだったら、その旨どうか教えてくださいませ。