ハーネル・レッドホーク
ハーネル・レッドホーク
出身地:アトランティス 身長/体重:174cm/68kg
使用武器:銃火器 魔法素質:氷
魔法戦技科2年でミカヅチ、アメリアのクラスメイト
クラスでもチャラい印象なほうだが義理人情に厚く筋が通り、人に迷惑は決してかけない。担任のアルバート曰く「赤点はギリギリで回避できている」が、たまに居眠りでペンが飛んでくることもある。
ミカヅチがコンゴウの息子だということにいち早く気づくが、決して値踏みはせず純粋な興味から接触する。思いの外面白い人種だということで気に入り、その後は良き悪友として親交を深めていく。
1年の下半期でクラスA入りを果たし、ミカヅチが入るまではほぼアメリアとコンビでやっていた。魔力値はB−と特別恵まれているわけではないが、頭の回転が早く柔軟な発想が可能であり様々な運用と応用をその場で組み立てることができる。
父親が王国空戦軍の将官だが、ハーネル本人は空戦でなく腰を据えて殴り合う陸戦軍に憧れを抱き、卒業後はもちろん陸戦軍へ入隊することを目指す。生粋のガンマニアであり、父親の伝手を活用しながら短銃・長銃問わず収集しているため自室のクローゼットはガンラックになっている。美術品として扱うよりは自分の武装としての収集がほとんどのため、軍や国でライセンス生産されているものが多いが美術品として扱われているマスケット銃などはガンラックにではなく壁のラックに飾っている。
祭り事が好きであり、魔獣迎撃戦や模擬戦では生徒間でブックメーカーになることが多い。しかし曲がった事は好きではないため、自分やその周りをよく思わない人間たちに対してはお互い気が済むまでやり合うよう同意決闘のセッティングを行ったりと交渉上手な一面もあるので、よく別クラスや後輩に頼られることがある。
中肉中背でラピスラズリの外ハネミディアムに若干のくせっ毛がある。元々はウルトラマリンブルーだったが魔法の練習のしすぎにより若干色素が薄くなって今の髪色となった。吊目だが瞳は大きく、鷹のような三白眼のミカヅチに比べると年相応な少年の目をしている。ワイシャツを来ているが襟は制服の上に折り曲げて出している。
ワイシャツにタンクトップが基本的なスタイルで、制服の裏(左胸部分)には革製のマガジンホルダーが3つ並んでいる。
思春期相応の欲求はあるが所謂ナンパ等は好まない。何年も一緒に過ごしてきたアメリアの事も特別異性として意識してはいないが強い人間としての憧れは抱いている。ミカヅチとアメリアはお似合いだと思っており、なにかと夫婦扱いしたり陰でくっつけてやろうと模索してミカヅチに好意を寄せるアメリアを援護している。しかし大体失敗に終わり二人揃って嘆いている。
通常攻撃は二挺のオートマチック拳銃やアサルトライフルといった対人銃火器を使用するが、撃ち出される弾丸一発のエネルギーを魔法と組み合わせ魔力弾を形成する事ができる。
「バレットモード」と呼ばれる魔力弾は通常魔法の魔力弾より貫通力が高く、ホローポイント弾やダムダム弾といった実弾の特性を利用して攻撃に反映することも可能。この技術に関しては魔導銃もしくは実銃を扱う魔法使いは必須の技術で、ハーネルは上記のように髪の色素が薄れるほどトレーニングを重ねて会得した。
魔法で形成された氷は、魔力でしか対抗することはできずどれだけ超高温の火炎や破壊力のある打撃でも決して溶けたり割れたりすることはない。そのため打ち出した弾丸を氷に変え、対象の動きを外側から封じたり、魔力エネルギーをレーザーのように飛ばし内側から凍結させることが可能。
長距離狙撃の正確さはスティレットすら凌ぎ、拳銃のクイックドローはアメリア・レベッカの動体視力をもってしても見極めることができない。




