アメリア・L・エリダンヌ
本名:アメリア・ルキウス・エリダンヌ
出身地:アトランティス 身長/体重:164cm/55kg
使用武器:純ミスリル製レイピア 魔法素質:光
ヴァルハラの魔法戦技科2年在籍する17歳
アトランティス・エリダンヌ王国の国王夫妻の間に生まれた王太女。しかし自身はお姫様だお嬢様だと遠巻きな特別扱いをされる事を特に嫌い、家の送迎はあるものの一学生として学園に通っている。鮮やかな金髪でサラサラロングが特徴の美少女でかつ「学園最強の騎士」であるため結局人気は高い。
エリダンヌの家系より伝承されているレアスキル「ルキウスの無限光」を持つ魔力値S(Sの人間の中でさえも更にずば抜けた魔力量)で、唯一学生の身分で騎士の称号を持つ二つ名は「光の騎士」。
格闘戦・魔法戦と、教師数名を除いて簡単に無双できるスーパーマルチプレイヤーでクラスAの筆頭。
ミカヅチの事は初めから只者ではないと勘付いていたもの、模擬戦にて刀を持たれてから魔法無しで逆に無双されかけ異常なまでの戦闘力を確信し、クラスAに推薦した張本人でもある。そして彼女にとってミカヅチの存在は、今まで誇りをもって騎士道を歩んでいた自分がいかに未熟だったかを確信させる大きなものとなっていく。
成績は優秀ではあるが学科総合で常に首位というわけではなく、しかし自分もまだまだ知識を蓄えることができると向上心が高いため総合首位は時間の問題。それでいて人をまとめるカリスマ性にも長けているため、1年生の時からクラスA代表として恥じない振る舞いをし、王家の人間だということを覗いても生徒・教師共に信頼が厚い。
なによりも特徴としてはやはりシルクのような滑らかさと艶をもった金色の髪で、腰まで伸びたストレートヘア。耳にかかる側頭部の髪のみ緩めに後ろへ回し、桃色のスカーフで結んでいる。編み込むことは基本的に好まず、王家の姫として式典に参加する際のみ仰々しく編み込んだりはしている。
吊目とも垂目とも言えないがどことなく凛とした目は翡翠色の宝石のような瞳で、人形のような美しい顔立ちをしているが彫刻のような無機物さは一切感じない。華奢ではなくかなり健康的な肉付きをしており、柔らかく持久力の高い筋肉がついている。一般的に考えたら太ももが太いほうではあるが、本人曰く「日毎の鍛錬の成果」と特にコンプレックスを抱いているわけではない。
趣味は料理と元々家庭的な女性ではあったがミカヅチに対する世話焼きっぷりは明らかに好意の混じったものも含まれており、女子生徒やハーネルからたまにからかわれたりする(ミカヅチ自体もそれなりに女子から人気はあるらしい)。彼女としてはミカヅチに追いつきたい、隣に立ちたいという意思もあるからだろうか。
戦闘スタイルは魔法でのマルチタスク攻撃とレイピア(とは言うが実際は斬撃も可能なストリッシャに近い)による格闘戦を扱う遠近共にこなせるオールラウンダー。
「ルキウスの無限光」によって膨大な魔力量があるため体力が尽きる以外ではほぼ魔力切れを起こすことはなく、それでおいて魔力の練り上げが旨いおかげで魔力弾一発一発も通常の3倍の魔力密度があるため、弱い魔獣なら貫通し複数体攻撃もできる。
射撃魔法・砲撃魔法、広域魔法、防御結界魔法、爆撃魔法、とあらゆる攻撃手段を持っており、なおかつ中等部ではコンゴウによる近接格闘訓練を受けていたため向かう所敵なしの無双級プレイヤーとなっている。しかしジパングにおける「振跳」を模範とした超高速の踏み込み技「アクセルエッジ」の使用ができない等と、まだまだ近接格闘技術においては越えなければいけない壁があると本人は言っている。




