ミカヅチ・アザイ
(注)スクロール先にネタバレ設定があります
本名:浅井御雷
出身地:ジパング 身長/体重:185cm/93kg
使用武器:サムライソード(前半:打刀→後半:太刀) 魔法素質:雷(電気)
本編の主人公。17歳でヴァルハラの魔法戦技科2年生
東洋の小さな島国「ジパング」にて妹ミズチと二人暮らしをしていた。母ウォレムは数年前に他界しており、父親であるコンゴウはミカヅチの修行中に行方不明となった。
突如アトランティス・エリダンヌ王国から転校手続きの書類が届き転校
魔法が存在しないジパング出身のため、魔法素質はほぼ無いに等しく魔力値はクラスどころか全学年最低のEランク判定だが、そのハンデをものともしない程近距離格闘戦に超特化されているため転校して間もなく「学園最強の騎士」であるアメリアとの模擬戦で白星を飾る。本人推薦のもとクラスA入りを果たした。
ジパングでの二つ名は「迅雷」。コンゴウが行方不明となった武者修行から一人帰還後、現代の傭兵とも言う「登録武人」として一対多数の対人戦を刀ひとつ武器に2年戦い続け、刀傷の絶えない肉体と共に精神力すら異常なまでに高くなっている。
突然の事態などちょっとやそっとの事で驚くことがまずなく、色仕掛けや所謂ラッキースケベ等が起きたとしても大体の事態には平然と対応する。しかし妹や仲間が命の危機に曝されればそれは一転して魔獣ですら恐怖で動けなくなるほどの激昂を見せたり一切の容赦なく殲滅したりと熱い仲間思いの一面もある。それにジョークを言ったり周りを和ませる面もあるので、カタブツ扱いではなく良い兄貴分としてクラスからは慕われることになる。
その反面おおよそ10代とは思えない身体と老け顔のため、自分が妹の父と間違われることも・・・。本人は半ば諦めてはいるが、ほんのちょっとだけ根に持つので何かとネタにしてくるレベッカにはよくアイアンクローなどのプチ制裁をしている。癖は腕を組むことと、目を閉じて左目だけを開くこと。
大好物はミズチの手料理で、自分の生きる目的はミズチを護ることだと豪語するくらいにはシスコンの気がある。しかしミズチも今では唯一肉親となっているミカヅチに懐きっぱなしてあるため良い兄妹関係である。
端から見てもゴリマッチョクラスの筋肉と上背なので、学園の制服についてはアルバートと同じ業者から取り寄せている。ちなみに上着に関してはミズチやスティレットが羽織るとロングコートさながらのような状態になってしまうほど大きいが、アルバートが着ると「少し窮屈」
ジパングの人間特有の黒い髪と黄色みがかった肌が特徴だが、ミカヅチの場合は野外戦闘等で日と火に焼けたりで若干黒みがかっている。左の側頭部から後ろ髪まで逆立てるようなオールバックだが、若干右側頭部に寄るようにし、前髪は下ろしているが真ん中で分けて無造作に流しているという実際に描いてみない限りいまいちピンとこないくらい面倒な髪型をしている。
戦闘スタイルは「魔導斬一刀流」。主に刀を使った合戦剣術と独自の体術を使用した至近距離格闘戦を大の得意とする強行突破兵法。
ジパングにおいて野戦最強とまで云われる歩法「振跳」で踏み込みの速度が尋常ではないため実際のリーチは中近距離なうえ、「気」の流れを読むことによる空間把握能力が抜群なので群衆の中にひとり突撃しても片っ端から潰して無傷で生還できるほど。
ミカヅチの纏う剣気がそもそも並の人間や魔獣が動けなくなるレベルなうえ、生半可な物理・魔法攻撃では回避されるか斬り潰されるかで盾としても機能し、同時に目視できるか怪しい速度の抜刀術や縦横無尽に出鱈目な斬撃を繰り出す戦闘スタイルで相手に迎撃させることを許さないため魔獣迎撃戦においては常に先頭に立つ。
登録武人時代に様々な地域へ赴き、様々な戦闘に巡り合ったおかげで鋼糸、飛針、小太刀などといった暗器を用いた戦闘術も修得。本物の忍術を学んだコンゴウとは違った暗殺術も使う。
戦闘時はよく前髪に隠れて陰になった右目が青白く光る(通称「迅雷モード」)
※ここからは物語の(主に後編における)ネタバレを含みます※
母であるウォレムがアトランティスの人間(厳密にはメロウ神)なので、ジパングとアトランティスのハーフである。しかしコンゴウの血があまりにも濃かったせいで魔力がミカヅチに宿ることはなかった。
3歳から10歳までの間に剣術の基礎をしこたま叩き込まれ、10歳から12歳までの2年間はジパングを離れ、コンゴウと共にアトランティスへ修行のため暮らしていた。
その際にコンゴウの古き盟友であるエリダンヌ現国王の元を頼り屋敷の別館で生活することになり、アメリアとはその時に知り合っていた。しかしアメリアの初恋となっていた当の本人はミズチとウォレム以外の女性には慣れておらず、かなりぶっきらぼうで、修行の事以外はまるで興味がなかったという(ミカヅチは覚えていない)。
12歳でジパングへ戻ることになっていたため、コンゴウによって修行の総仕上げとして魔獣の巣窟ひとつを潰してくるというミッションへ赴いた際に新種の二足歩行魔獣と遭遇。類まれな圧倒的戦闘センスで討伐寸前まで追い詰めるも、一瞬の気の緩みが出て仕留め残った魔獣により背後から心臓を一突きで抉られその若い命を落とした。
一部始終を見ており、まだ見ぬミカヅチの成長を諦めきれなかったコンゴウによって当時の魔獣研修施設に送られ、当時まだ魔心炉(スティレット等の魔導兵器の心臓部分)の実験において試作段階だった「魔力負荷に強い抵抗を持つ大型魔獣の心臓」に核となる雷の魔石を埋め込んだ「魔心臓」を移植。
目覚めた段階ですぐにでも戦闘力を発揮できるようにと骨格強硬化、感覚神経の機敏化、筋肉量の増幅、自己再生能力などを施され冷凍保存。しかしその3年後、当時手術を施していた研究者(現ガンスリンガー首領)が興味本位の実験のため冷凍保存状態から蘇生。
自身の身体の変化に驚き、担当した研究員も尋問し自分の現状とコンゴウが行方を眩ませた事を知り研究施設から脱走、ひとりジパングへと戻ることとなった。しかしその研究員によって修行以外の記憶(エリダンヌで暮らしていた事など)は全て消されていた。
ミカヅチ自身に魔力はないが、魔心臓の副作用によって僅かだか雷の魔法が使用可能となっている。扱える魔法自体は攻撃などに一切向かないが、どうにか応用させようと修行を重ねることで無理やり磁場エネルギーを捻じ曲げたり大気中の静電気を集め大きな稲妻を発生させたりすることができるようになった。
だが試作型魔心蔵と強化手術による弊害はミカヅチの肉体を確実に蝕んでおり、魔石がそもそも永久機関ではないため魔法を使用すれば魔石の機能停止へと近づき、停止すれば魔心臓も停止する。それは文字通りミカヅチが死ぬこととなる。ジパングに帰ってからしばらくしてミズチとウォレムにそのことがバレてしまい、身体を心配するミズチには魔法を使用した攻撃の一切を禁止を言い渡されてる。
しかしミカヅチには肉体の自己再生能力あり、それは肉体が負傷・損傷した際に魔心蔵との連結によって代謝機能を強制促進させ爆発的な細胞分裂を起こして傷を塞ぐ(仮に刺突・銃撃等で心臓に損傷が起きたとしても魔石さえ抜かれていなければ再生が可能)。
そしてそれはミカヅチ自身が止めることのできない機能となっているため、どちらかというとそちらのほうがミカヅチの死を早める原因となっていることはミズチも知らなかった。ちなみに胸部より上が吹き飛べば問答無用で死亡する。




