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掌編小説集2 (51話~100話)

ナビゲーター

作者: 蹴沢缶九郎

「次ノ信号ヲ左折デス。」


カーナビは目的地までの順路を的確に指示する。


「次ノ交差点ヲ直進デス。」


「100メートル先、○○交差点ヲ右折デス。」


ナビゲートシステムの進化は、車社会の現代を確実に過ごしやすいものとした。


「運転開始カラ、2時間ガ経過シマシタ。休憩ヲイレテクダサイ。」


もちろん運転手への配慮も忘れない。


「目的地周辺デス。」


「目的地ニ到着シマシタ。」


「オ疲レサマデシタ。ソレデハ、行ッテキマス。」


運転手にねぎらいの言葉をかけると、カーナビは車を降りて出掛けていった。

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