第1話 日常
ここは日本のどこかにあるにある森間学園。至って普通の学校であるが、「魔術」を教える学校でもある。
この学園には珍しい行事があり、学園にある[予言の洞窟]に行くというものだ。そこでは行った生徒の将来、未来、が予言される。
「魔術は[火],[水],[土],[光],[風]の5種類の属性がある。属性の中にも色々系統が分かれ、魔術を行使する時一人一人守護霊との契約を行う。人は生まれながら魔術の才能はあり、それを可能にするために契約をします。~~~~~~」
担任の倉田が魔術の属性などの基礎を説明しているのを聞きながら、
白銀 紅は居眠りをしかけていた。
(いつもランク1の俺が聞いていても意味ねぇよなー)などと考えて机に伏せようとしていたら、
「紅、おれの授業で寝るとはいい度胸だな」
「いや、寝てないですよ。 ほんとですって」
「分かった。なら、[闇]について説明してみろ」
「わかりました」せき込んで立って
「[闇]は今まであったとされる属性ですが、250年前に世界を恐怖に陥れた≪魔王≫が使っていたという記録が最後で、今は滅んだ属性とされています」その説明を聞き
「良かろう」腕組みをして聞いていた倉田に評価をもらい、着席すると
「今白銀が説明したとおり[闇]はほろんだとされている。~~~」と倉田が説明しているときにベルが鳴った。
「今日はここまで。 明日は守護霊と契約を結んでもらう。 自分の属性を再確認するように」最後に倉田がそう言い、教室から出ていくとすぐ終礼が始まった。
次の日「よーし。 今日はがんばるか」などと紅が意気込んでいると後ろから
「朝っぱらから元気やなぁ。 白やんは」
とクラスメートの国田 ハルトがだるそうにやってきた。
「当たり前だろ? 今日はとうとう守護霊と契約出来るんだぞ?
わくわくしないわけないだろ」
「いいなぁ。 俺失敗しそうで怖いなぁー」
「大丈夫。お前なら出来るさ」そう言って国田を励ましながら教室にはいると
「「「「「おはよう」」」」」と朝っぱらからうるさい挨拶がきた。いつものことなので適当にかえしていると
「し~ろ~君。 お~は~よ~う」なんかすごく間延びした挨拶が聞こえた。紅が冷や汗をかきながらふりむいてみるとそこにはなぜか
知らないが朝から[光]の電撃系の魔術を行使しようとしていた幼馴染 音原 アリサがいた。
「あの~なんで朝から怒っているのですか? すごくこわいのですけど・・・・・」
「う・る・さ・い」と黒い笑顔をみせ、紅に電撃を放った。
「あぶねぇな、 おい。」あわてて自分の属性である[火]の魔術でガードした。一連の動作を見ていたクラスメートたちは
(朝から痴話喧嘩してえんじゃねぇ)と殺気だっていたという。
初めて書きました。アドバイス、駄目だし、などありましたら厳しいお言葉でもいいのでお願いします。