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小学生男子だった僕、悪役令嬢の取り巻きに転生したのに、舞踏会で料理を食べてただけで王子様に選ばれました  作者: 奈香乃屋載叶(東都新宮)


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第93話 音楽会が開かれる礼拝堂

「今日も授業が終わったね」


「そうだね」


 次の日、授業が無事終わった。

 アデリナ様も何とか平常心を保っていたのもあって、ボク自身も心が落ち着いたまま静かに授業が流れていた。

 ずっと隣に座っていたけれど。

 ゼナイド様はボクやアデリナ様を見るように、後ろで座りながらボク達を見ていた。

 立ち上がって、教室を出ていく。


「ね」


 すると、ロランスに話しかけられた。

 落ち着いた感じで、にっこりとしながら。


「どうしたの?」


「ポラリスさん、音楽会はどうする?」


 この後だったっけ、エーベルト様は言っていた音楽会は。


「行こうかな」


「あたしも同じだよ」


 ぼんやりとだけれども、エーベルト様に来て欲しいって言われたし。

 それに、音楽会の音楽を聴いてみたかったから。

 ボク達は礼拝堂へいってみることに。

 他の生徒も礼拝堂へやってきている。

 来るのは自由だから、生徒全員じゃないけれど。


「思ったより人、来てるね」


「授業じゃないのに、変な感じ」


 令嬢同士が話している。

 人は多いけれども、騒がしくなかった。


「もうすぐ始まるよね」


 音が反響する空間だかし、制服はいつもより少しだけ整えた復調だから、ちょっと緊張する。

 結構人が来ているから、空いている席が少なくなっている。

 ロランスがきょろきょろしていて、探していた。


「端の方、空いているね」


 やがて丁度良く空いている場所を見つけたのでそこへ。

 一番後ろだけれども、ここでも良いかな。

 そこで始まるのを待っていく。


「あっ、ゼナイド様!」


 座った後、ロランスの隣には扇子を持ったゼナイド様が座った。

 ボク達は立ち上がった。


「ゼナイド様も見られるですね!」


「ええ。興味があるからね。座っていて良いのよ」


 言われたとおり、すぐにその場へ座った。

 ゼナイド様は優雅な雰囲気で、観賞しようとしている生徒も合わせて、ボクもそれに合わせないとって思っちゃう。

 緊張感が高くなる。


「難しく考えなくても良いのよ」


 ボクの様子を見たのか、ゼナイド様は落ち着かせようとしていた。


「は、はい……」


 少しだけ緊張が和らいだ。

 そして、同じ列にアデリナ様とブランカ様が座った。


「あっ、アデリナ様!」


 柔らかな表情をしながら、ボクの隣に。


「ここ、落ち着きますわね」


「そうだよね。音が、ちゃんと聞こえそう」


 端の方だけれども、この礼拝堂だったら響く。

 オルガンが置かれているし。


「ね。逃げ道があるし」


 この場所だったら、途中で出られるからね。

 ボクは時間が少し経つと、心も落ち着いてきて、始まるのを待つことに。

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