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プロローグ

挿絵(By みてみん)






挿絵(By みてみん)






足元には小さな白い花が隙間なく敷き詰められ

押し合いながら太陽に向かっていっせいに咲き広がっている



花は視界に僕を映すことはなく

僕の存在をないものとして生きているようだった



それを見た瞬間

一歩も身動きが取れなくなった



足の下には今

踏みつけられた命が苦しみの声をあげているように聞こえたからだ



奪うのも奪われるのも

僕の知らない場所で行われているもので

これからもそうであって欲しいと願っている



見るのも聞くのも嫌だ



苦痛など

どこにも存在しないんだ


挿絵(By みてみん)


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