スタート
初めまして!れもんと申します。初投稿です。よろしくお願いします!
(この世界ともそろそろお別れか…)
駅のホームに入り、そんなことを思いふけっていたら車輪が駆ける音がする。
(時間か…行こう) 彼はこれから自死しようとしている。
甲高い音と共にけたたましい音が鳴る。四肢の感覚がなくなる。そうして彼、朝日光邦は死んだ。
「やあ!」 何かが中性的な声で話しかけてくる。否、脳に語り掛けてくる。違和感を口に出そうとするが声が出ない。そんなことを察してか、何かが「ああいいよ。無理しないで」笑いながら何かはそう言う。
(死ねたのか?) 「うん。死んだね.。君は。そこで僕から提案だ!君に今から人生をやり直すチャンスを与えよう!」またしても笑いながら何かが言う。(どういう意味だ?) 「そのままの意味さ!所謂転生というものだね。」 (ありがちな展開か。そろそろ声を出せるようにしてくれないか)「いいよ。最も... 君は声を出せない状況にあるけどね」ああ…そうか俺は死んだのか。声を出せないのも当然だな。(で…?目的は?)「君に人生をやり直させてあげたいだけさ!・・・時間かな。では、素敵な異世界ライフを!!」
最後まで災難だな俺は。こんな夢まで見るなんて。視界がぼやける。
そして…
ありがちな展開なのにもかかわらず最後まで読んでいただきありがとうございます!!ここから物語を盛り上げていくつもりなので末永くお付き合いお願いします。