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前身・その最弱は力を求める  作者: 藍色夏希
第2章【その最強は世界を求める】
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83.【原点の影魔導師】

一区切りついたんでバトルの休憩みたいな感じです。

影系統の魔法、それは極めて希少で、使えることを公言した者が少ない。現在ウドガラドで使えるものはいない。全世界で使えると認識されているのは数人程度。隠し持っている人物を合わせても十数人と言われている。

けれど、その貴重な力をアキトが持っているはずも無い。というか、アキトはリデアの魔法術式を通してでしか魔法を使えないほど魔法適正が無い。では、なぜこの話をするか。

影系統、陰と闇の中間系統で、どれだけ魔力を掛け合わせても3つの魔法にしかならない。つまり、影系統には魔法が3種類しかない。

仮想宵闇(ルナ・テクション)幻想宵闇(ヨナ・テクション)死王刻鎧(ヨル・グライス)。この3つの魔法は、それぞれが視界を奪ったり、防御力を高めたりする地味な力だ。

その影系統の魔法を初めて実戦で使える領域まで引き上げた、影魔法の生みの親。その人物の名を、人はシシュウとよんだ。

今でも囁かれ続けている噂。それは、シシュウが影魔法以外の魔法を使えないのに負けたことがないという事実に対するものだった。すなわち、シシュウは月だったのでは?という疑問。ある時から姿を消した影魔法の使い手を、今でも覚えている者は少ない。しかし、その人物によってもたらされた災厄を、人々は一生忘れないだろう。


「四秋。」

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