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詩の集い

Who am I ?

作者: 橘アカシ





私は君の行く先の道標となろう。

迷ったのなら私を頼れ。

漠然と広がる世界に意味を与え、万物を紐解く手助けとなろう。

けれど勘違いしてはならない。

私は君にとっての標であり正解ではない。

頼り切ってしまったのなら君はあるべき道を踏み外すだろう。

私は記号に過ぎず、君次第で如何様にも解釈を変える。

いざ進め。

君の望む方向へ。

私は……。






わたしはあなたをあらゆる厄災から守りましょう。

常に寄り添い、身を切り裂く刃から、凍える寒さから、肌を焦がす灼熱から、あなたを守ってみせましょう。

けれど時にはわたしを脱ぎ捨てる勇気も必要です。

そうでなければ穏やかな風も、日差しの温もりも感じる事は出来ないのだから。

わたしはあなたを世界から隔絶する鉄格子にもなりうるのです。

だから恐れないで。

あなたが想像する以上に世界はずっと優しいから。

わたしは……。








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