09.知性と情熱の融合
「正式に、あなたたちのチームに加わらせてください」
みなみは、オタク仲間の前で深く頭を下げた。
「えっ、マジで!?」
「弁護士が仲間になるとか、最強パーティじゃん」
「法の魔導士、爆誕…!」
ナナ、ユウキ、リョウ、あや子は目を見開いた。
それぞれの得意分野に、みなみの法的知識が結びつき、チームは一気に進化した。
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「この補助金の流れ、完全に不自然です。」
みなみは、提出された資料を指差した。
「“留学生支援”という名目で、実際には接待費や交際費に流用されている。
しかも、監査報告書には“問題なし”と記載されている。」
「つまり、監査側もグルってこと?」
「可能性は高いです。
でも、私たちには“証拠”があります。
あとは、それをどう“社会に届けるか”です。」
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ユウキが立ち上がった。
「じゃあ、俺たちの出番だな。
SNS戦略、動画配信、インフォグラフィック、全部俺がやるよ。」
「ナナ、ビジュアル頼む。リョウ、音声編集。
あや子さん、ナレーションお願いできますか?」
「……わかりました。やります。」
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数日後、YouTubeにアップされた動画は、
「霞の塔の真実:補助金の闇を暴く」と題され、
公開から24時間で再生数30万回を突破した。
「これ、マジでやばい内容じゃん…」
「主婦とオタクと弁護士が国家と戦ってるって、何この現実、すごすぎない。」
「映画化してほしいレベルだよなぁ。」
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みなみは、画面のコメント欄を見つめながらつぶやいた。
「正義って、こんな形でも届くんですね」
あや子は、そっと笑った。
「物語の力って、ホント偉大ですね。」




