探偵
シエルは学校中クリアを探すが
見当たらず、焦りが募る
探している途中モナカに出会う
「あれ?シエル?どうしたにゃ?」
どうやら学校に出前を届けに来たのだろう
シエルはモナカに事情を話す
「とりあえず、出前を運んで私も探すにゃ!
先生からも何か聞けるかも知れないから
シエルも行こうにゃ!」
二人で届け先の職員室へ向かうと
そこは忙しそうなオリエン先生ただ1人
「お待たせ致しました!え!全然先生いないにゃ!」
「モナカか…助かる…
他の先生は今、行方不明者を連日探している…」
「やっぱり他の生徒も見つかっていないんですね…」
シエルが肩を落とす
「何か情報とか無いんですか?」
「……そうだな……行方不明者の共通点が
何点か見つかった…」
「え?それは?」
「まず、優秀は生徒…それとは別に
遠距離で戦う生徒だ…」
「遠距離ですか?」
「そうだ、この学校のクラス分けを知っているな
魔法の素質が優秀ものほど上のクラスに
その素質とは魔法の属性や種類多さに重きを置いてる」
「ギフテッドクラスは魔力も高いが戦いには
自己強化や付与魔法などサポートとして
魔法を使っている生徒が多い」
「そうですか…
クリアはギフテッドクラスで少ない
遠距離タイプだから…」
「誰かに狙われてるのにゃ?」
「そうだな生徒自身で姿を消しているわけじゃない
クリアみたいに何か予定のあった者も姿が消えている点
誰かが連れ去った可能性が高い…」
「モナカ行こう…」
「うん」
モナカが振り向き際
誰かの机にぶつかる
一枚の紙が落ちる…
紙には
『エリートクラス』『次』と箇条書きで書かれていた
その下には
『クリア・トリエリス』『カイン・ガーナー』
『モナカ・ニャストラル』『シエル・サキムラ』
の名前が書いてあった
「シエル!これ見るにゃ!」
「これは…」
「どうしたんだ」
オリエンが様子を伺う
「オリエン先生!ここの机は誰なんですか?」
「そこはエルドルド先生だ」
「まさか…エルドルド先生がかにゃ…」
するとそこにエルドルド先生が戻ってきた
「エルドルド先生!」
モナカがエルドルドに詰め寄る
「いや、モナカそれは…」
シエルはモナカを止めるが
「モナカさんどうしたのかの?」
「誘拐犯はエルドルド先生にゃ!」
「なんですと!?」
「コレが証拠にゃ!」
モナカが先程の紙を見せる
「それは………全然関係ない紙じゃよ
来年度、エリートクラスに
昇級する者たちが書かれた紙…
校長の話をメモした奴じゃな」
「え!?……すいません…」
「誘拐犯とは…ひどいのう…」
シエルとモナカは慌てて職員室を飛び出す
「どうするシエル…」
「うーん、また最初から探すしか…」
「クリアが居なくなった場所…女子寮の近く…」
女子寮の近くに行くと
先生が1人立っていた
「アレは…エリートクラスのオーロラ先生…」
「君たちか…話は聞いた、
ここで生徒が消えたらしいな…」
「そうです…」
「確かに、ここからクリアの匂いが消えてるにゃ」
「……消えているですか…なるほど」
オーロラ先生は懐から杖を取り出す
「まだ数時間ほどしか立っていなければまだ
痕跡が見つかるはず…しかし誰も探せていない
だとすると…誰かに邪魔されている可能性がありますね…」
「邪魔ってできるんですか?」
「認識阻害の魔法が掛けられているのかも知れません」
「どうしたら…」
「私は幻影魔法を得意としているので
認識阻害魔法について少し知識があります
待っていなさい…
ブレイクスペル!」
魔法をモナカに掛ける
「私?」
「はい、今匂いで探せるのは貴方しかいませんので」
「ほんとニャ!分かる!ついてくるにゃ」
「良かったまだ残っていて…」
安堵するオーロラ先生




