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契約指輪

B17ダンジョン…地下9階最奥

巨大な蜘蛛型生物が巣を張る

「雷振刀…」

シエルは刀に電気魔法を纏う

蜘蛛が糸を飛ばす

「シエル!粘着性の糸だかわせ!」

カレット先生が声をかけるも

「大丈夫です!」

蜘蛛糸を紙の様に断ち切り

蜘蛛へ歩みを進める


蜘蛛が足を上げシエルに突き刺す

しかし沢山ある筈の足が一本しか機能していない

他の足は凍りつき固まっている

「今ですわ!!」

クリアの氷魔法により身動きを封じる

「ナイス!クリア!……一閃!ー雷斬ライキリー」

巨大な蜘蛛は真ん中から縦に一刀両断される


「よし!お前達良くやった!少し休憩するか?」

「いえ!大丈夫で……」

シエルはふらつき片膝をつく

「ご主人様!大丈夫クル?」

「やはり…薬で魔力を回復するのはできるが

疲労が溜まっているな」

「ここ何日も走っていますわ無理もありませんわ」


3人と2匹は地下10階へ降りる

ダンジョンの入り口付近は広い部屋になっている

ここは前の階層の主の圧力により

安全地帯になっていることが多い

「いないな…ここでしばらく休むぞ!」

3人は荷を降ろし休む

「あと…5階ですわね…」

「そうだな!ここからは慎重に進むぞ!

シエル!今日は夏休み何日目だ?」

「えー、11日目です!

残り29日!まだまだ大丈夫ですね」

「そうか…このダンジョンの最下層までいけそだな…

まぁ難しいがな…」

「予定では15階まで、でしたわね…17階ですか?」

「あぁ…地下17階ともなると主のレベルは80前後

私の上だ…」

「先生の上…」

「心配するな!危なければ行かないという選択肢もある!」



「クワー」

クリアの指輪から青龍の子供が飛び出し

クリアにすり寄る

「あら?お腹すきましたの?」

「すごい懐いてるね」


ダンジョンに入る前、

前回のダンジョンから連れてきた二匹の生物を

シエルとクリア各々面倒を見る事に

「先生どうすれば良いんですの?」

「契約魔獣か…よし!行くぞ!」

カレットに連れられ町外れの宝石店に

「ジュエリーショップですか?」

「魔獣は指輪等の装飾品にしまうのがマナーだからな」

「いらっしゃっい…おや…珍しいね…」

老婆がカレットを見つめる

「魔獣用の契約指輪が2つ欲しいのだが!」

「アンタは魔獣なんか従えないと思っていたよ…」

「私じゃなくこの子達なんだ…

後、説明もしてやってくれ!」

カレットの後ろに隠れていた2人を差し出す

2人を見た老婆がニヤリと笑う

「ちょうど2個セットがあるよ…」

店の奥から金色の指を取り出す

「契約方法は簡単だ…魔獣に両手を触れた状態で

魔法を唱えるだ、しかし魔獣側が嫌がっていたら契約はできない…

契約するメリットは魔獣が死ななくなる事かな…」

「え?」

2人は驚く

「契約指輪を使うことで指輪に封印する事ができる

指輪から現れた精霊や魔獣は半分しか実体化しない

もう半分は指輪で生きている

指輪が壊させればもう半分も出てきてしまう」

「なるほど…」

「何か腑に落ちたようだね…

指輪持ちと戦ったことがあるみたいだね坊や…」

「はい、その時倒してしまっていたんです…

大丈夫だったんですね」

「(アルバートのケルベロスか…)」


「デメリットは魔力を常に吸い取られいることだ…

まぁ見た感じ大丈夫だろう…」

老婆は眼鏡を掴み2人をのぞき込む


2人は指輪はめて契約する

シエルはカーバンクルのルビーと

クリアは青龍の……

「名前…まだ決めてませんわ…青……サファイアドラゴン……『マリン』ちゃん!」 

「クワー!!」

マリンが喜び声をあげる


2人は契約を終える

「2人ともお揃いだな!」

カレットがそう言うと

クリアは少し赤くなりシエルを見る

「!!シエル!何で!?

指輪を左手の薬指にしてますの?」

「え?父上はここに着けていたので…変ですか?」

慌てるクリアを老婆温かい目で見守る

「ええのぉ…青春…若返るわい…」


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