表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/82

最速探索

夏休み中盤…

シエル達が通う学校

マジックキャッスルにて


腰の低いお爺さんが学校内を歩く

優しそうな顔の上に三角帽子

隙間から白髪が見え丸い老眼鏡

紺色のローブを纏い杖をつきながら進むのは

シエルの担任のエルドルド・ウォレン


外は陽に照らされ暑い

学校は魔法により涼しいが

エルドルドは汗をかきながら校長室へ赴く


校長室の扉を叩くと

若い女性の声が中から聞こえてくる、入ると中には

白髪でつり目、高い身長に黒いローブで

美しい女性、校長エミリー・ウォレンが立っていた

「よく来た…エルドルド…調子はどうかな?」

「特に問題はないな、さて何様かな?」

「あぁ…呼んだのは他でもない次学期についてだ…

クラス替えを行おうと思ってな」

「ん?まだ今年度始まって4カ月しか経っておらんぞ?」

「エルドルドが受け持つギフテッドクラスは優秀な生徒ばかりだ、エリートクラスに早い時期から入れても構わんだろ?」

「そうじゃの…生徒たちの中でようやく馴染めた者もおる、

2年からで良いのではないか?」

校長は今年の1年生への期待に気持ちが速まる

エルドルドは押し問答を繰り返し落ち着かせる

「そうか…お前がそう言うのならば…

ギフテッドクラスで任せていいな」

話が落ち着き校長は紅茶に手を伸ばす

「そう言えば先程名前が上がった者たちはダンジョンで頑張っているそうじゃの……お前さんのお気に入りの魔族二人も向かったらしいの」

「あの二人は伸びる、ここで教えていても限界があるんでな…ザックに頼んでダンジョンへ連れて行ったのさ」

「確かに…ダンジョンには魔力が溢れていて

実戦も行えるな…」

「ここの数倍のペースで成長するだろうさ…」

校長は微笑む

「新しい授業の事なんだがー」

エルドルドと校長の話は続き

「では、そろそろ戻りましょうかの…」

「ありがとうエルドルド、元気でやれ」

「母さんもお元気で…」

「…あぁ」



B17ダンジョン

地下9階

暗い洞窟に冷気が流れる 

「150メートル先…蜘蛛型生物ですわ」

「シエル!頼むぞ!」

「はい!!水刃!」

水の刃が蜘蛛に直撃

シエルとクリア、カレット先生の3人

最初の遅れを取り戻す為ダンジョンを走っていた


クリアは魔力操作が上手くなり

数百メートル先にまで魔法を飛ばす

常に冷気を広げ感知魔法を発動している


シエルは刀に水属性魔力を纏い振ることで

遠距離の敵に攻撃を当て速やかに対応することで

進行の安全と魔力操作の練習を行う


カレットは生徒二人にスピードのバフを掛け

二人に指示を送る


「扉ですわ!…奥に主がいますわね…」

「よし!止まれ!」


走るの辞め扉の前に立つ3人

カレットは鞄から薬瓶を三つ取り出し

魔力を回復する為に飲み干す

「ぷは!苦い!最悪だ!お前達も飲め!」

「は、はいですわ!」

「ぐ、まずい…」

二人も苦い顔で飲み干し

主を倒すため戦闘の準備を整える

「準備いいな!……ここの主でようやく…

スパイスベアレベルだろう!」

「本当ですの?」

「やはり最初のダンジョンが変だったんですね…」

「今回もお前達だけで倒してみるか?」

「当然ですわ!」

大きい扉を開く

奥には先程の蜘蛛の親玉が巣を広げていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ