ギルドへ報告
ダンジョン探索を終え
5日ぶりに冒険者ギルド〈強欲計画〉に戻る
ギルドに着く頃には夜になっていた
カレット先生は荒々しく建物のドア開く
「いらっしゃっ…カレット!」
受付嬢のミンティが目を丸くして
シエル、クリア、カレットの三人に近づく
「貴方達今まで何をしてたの!?
向かったダンジョンはB3ダンジョンでしょ?
貴方なら二日でクリアできる初心者用ダンジョンなのよ?」
「あーそれがー
カレットはダンジョンであった事を話す
生物のレベルが異常に高く
それを利用して生徒2人の修行場にしていた事
最後の主はカレットよりレベルが高いドラゴン
ダンジョンナンバー001
「なるほど…事情はわかったわ…
本当に心配してたのよ!」
ミンティは目に涙を浮かべる
「ミンティは昔から心配性だな〜」
「貴方の事は心配してない!生徒2人を心配してるの!
ちょっと…2人ともたくましくなったんじゃない?」
「そうですか?」「クル?」
「変わりませんわ?」「クワー!」
「(何か増えてる…)話の続きは接客室でしましょう!来なさい!3人とも!」
ミンティに呼ばれ接客室に入る
「そうね、まずはダンジョン踏破おめでとうございます
貴方達が入ったダンジョンはB3ダンジョン001
記録には無い初踏破のダンジョンよ」
「おぉ!やっぱりそうか!」
「ダンジョンについて少し説明するわ…
B3(地下3階まで)が1番短いダンジョンで
1番最初に現れたダンジョンと言われていて
誰かが踏破することによってさらに長い
B5.B7.B11.B13.B17.B19.B23〜が現れたの
そしてナンバーはダンジョンが出来た順番で
1〜100で表されているわ
つまりB3ダンジョン001は最古のダンジョンなの
誰も踏破できずにいたのは最後の主のドラゴンが
踏破を阻止していたのようね、貴方達は運が良かった」
「運が良かった…ですの?」
クリアはカバンに着けていた黒猫のブローチを見る
「(まさか…いや…考えすぎですわね…)」
カレットはダンジョンで採取した物を取り出す
「本当にレベルが高いわ…全部買取でいいかしら?」
「そうだな!特に必要なものは無い!買取でいいぞ!」
「分かったわ、明日の朝取りに来てちょうだい…
あ!シエルとクリア!
レベルが上がったんじゃないかしら?測ってみる?」
ミンティは棚から水晶を取り出した
ギルド登録した時に測ったように
水晶に手を当てる
「え?うそクリアさん…レベル35!すごいわ!
シエルさんは……………、レベル42!
2人とも倍になっているわ…」
「あぁ!そうだろうな!元々高いレベルだったんだ!
修行をして生物を相手にすることで
制限されたレベルが解除されたんだ!」
カレットは2人の肩を叩きミンティに自慢する
「逸材だわ…」
「そういえば、オリエン先生達は
次のダンジョンに潜っているわよ」
「リラ達のグループですわね!」
「あとは……あ!昨日!珍しい人が
ダンジョンに潜って行ったわ!」
「ん誰だ?私の知り合いか?」
カレットが不思議な顔をする
「ザックよ!生徒2人を連れていきなりB15ダンジョンに!
止めたんだけど…その生徒2人強さを見させて貰ったら
止められ無かったわ…
今のシエルよりレベルが高いのよ」
「ザックか…ということは校長の指示…」
「校長…アルバートとアリシアさんですね
ちなみにどのくらいのレベル何ですか?」
「そうね、アルバートくんはレベル52
アリシアさんはレベル47よ」
「エリートクラス…こんなにも違いますの…」
クリアは少し落ち込む
「心配するな!クリア!そいつらが異常で
クリアのレベルも1年生では首席クラスだ!」
「…はい…」
ギルドに報告を終えて街に戻る
街に着く頃には3人ともフラフラであった
「腹がすいたな!」「すきましたわー」
「俺良い所知ってます!」
シエルに導かれ店を目指す
「あら?シエルくん!久しぶり!」
「げ、師匠…」
カレットに緊張が走る
「久しぶりです!アンコさん!」
同級生のモナカの実家である宿屋についた
「「げ」とは何だい!カレット!!」
「おい…シエル!先に言ってくれ師匠の所だって!」
「そういえばアンコさんカレット先生の師匠でしたね…
忘れてました…」
「いい匂いですわ…」
「は~い!匂いだけじゃない!
美味しいよ!3名様ご案内!」
3人は席に座り注文する
久しぶりの味の濃い料理…
ダンジョンでも料理をしていたが
調味料は少なく薄味であった
「美味しいですわ…」
クリアはほっぺに手を当て
料理を堪能する
「あら?可愛い子ね!シエルの彼女さんかい?」
「ぶふ」
急なアンコの発言でシエルはスープを出しそうになる
「ゴホ!アンコさん!違いますよ!」
「照れすぎにゃー!(おもしろい)」
「アンコさん1人ですか?モナカは?」
「あの子はね…修行中!頑張ってるよ~」
「そうなんですね!
俺たちもダンジョンで修行してきたんですよ!」
「良い事だ!なるほどそれでカレットが一緒なのか…
しっかりするんだよカレット!」
「は!はい!」
いつも余裕そうなカレットが余裕が無い
3人は飯を食べ終わり学校へ帰る
「ではまた明日正門前で集合だ!」
シエルとクリアは学校の中にある寮に戻り
カレットは教員用の宿舎に戻った
ある道場の中…
1人の獣人娘のモナカが構えて動き出す
「…百合!…………薔薇!……牡丹!!!」
花の名前と連動し動く
型を身体に覚えさせていた
ある森の奥…
1人の青年カインは闇の中に身を隠す
「300メートル先か…」
魔力を込めた弓を引き遠くの獣を仕留めていた
夏休みの間、同級生はそれぞれ
成長する為修行をしていた




