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竜と猫

シエル、クリア、カレットは

地下2階の主を倒し

このダンジョン最後の階層に降りる

地下3階は神殿の様な造りになっいた

道はただ真っ直ぐ長く伸びる

奥に進むと大きな両扉があった

三人で押し開けると中には竜がいた

サファイアドラゴン(光)レベル85

三人は直ぐに戦闘体勢を取ったが

竜は三人に話しかける

「お前達…頼みがある…」

「なんだ!言ってみろ!」

カレットは竜の気迫に負けずに言葉を交わす

「ワシはこのダンジョンで生き続け…

長い年月が経ち同胞も次々と旅立いなくなってしまった…」

「他にも貴方の様な竜が?」

「大昔の話だ…上の階層を守っていた竜の一族…

だが今ではワシ1人……では無い…」

竜が奥から30センチ程の卵を取り出す

「この子が孵化するには多大な魔力が必要なのだ…」

「頼みとは私達の魔力を貸して欲しいと言うことですの?」

「お前達の魔力では足りない…」

「え?じゃあー」

「ワシの最後の魔力を消費する……そして

孵化したこの子を外の世界へ連れ出して欲しいのだ…

その願いを聞いてくれたら…ワシの宝をやろう…

奥の部屋の物を持って行くが良い」

クリアとシエルはカレット先生を見る

先生に判断を委ねた

「いいだろう!

学校にも大きな森がある!そこで育ててやろう!」

「感謝する…」

竜は青く光だした、その光は卵へ向かう

「綺麗ですわ…」

竜は姿を消し卵が動き始める


手の平サイズの竜が孵化した

直後にクリアになつく

「フフフ、可愛いらしいですわ」


竜がいた部屋の奥にさらに部屋が見え

その真ん中には水晶が置かれている

水晶を覗くと中には猫が眠っていた

「これは…」

「先生コレは何ですか?」

「頭に宝石…猫…カーバンクルだな!」

カーバンクルが目を覚ます

「おい、お前…」

シエルを見つめる

「シエルさんに話かけていますわ」

「私の封印を解けクル!!」

「ふ、封印?封印なんか解いた事無いよ」

「おい!カーバンクル!どうやって解くんだ?」

「そいつが持っている『四災しさい』で解いてくれクル!」

シエルの武器を指さす

「だ、そうだシエルできるか?」

「この武器の名前始めて知りました…

父から貰ったものなので…どうやるかも分かりません」

「何にも知らないクルね!大剣で叩き切ればいいクル!」

「シエル…ちょっとまて!」

カレットがシエルを止める

「コイツ…ムカつくな!放っといてやろう、

何で封印されてるか分からないからな!」

「ナナナ!ご、ごめんなさいクル!

間違ってこの水晶に入ってしまったクル!

出してクル!」

「なんだか可哀想になってきますわ」

「クワー」

クリアの肩の竜が心配そうに見つめる

「何かあれば私が潰す…シエル解いていいぞ!」

「はい!」

シエルは刀を大剣に変形させる

「そういえば、この大剣不思議だったんですよ

相手を切っても切れない武器で…

代わりに刀で戦っていたんです」

大剣を振り下ろし水晶を斬る

中のカーバンクルは切れずに水晶を割って見せた

「ほんっとにありがとうクル!

この礼は一生賭けさせて貰うクル!ご主人様!」

「調子の良い奴だ!」

「ご主人様?なんだかすごい違和感だ」

シエルは慣れない呼び方に腕を組む

「君は名前なんて言うの?」

「名前なんて無いクル!名付けて欲しいクル!」

「えーと」 

シエルの目にカーバンクルの額の赤い宝石が映る

「じゃルビーで!」

「ルビー…いい名前だな!」

「ありがとうクル!」


部屋の中には水晶の他に

金貨、宝石、出来のよい武器などが置いてあり

シエル達は魔法のカバンに全て納め出口を探す

「こっちクル!この先に魔法陣があるクル!」

魔法陣の上に数字が浮かび上がっていた

「001…やはり…」

「先生?この数字は何ですか?」

「そうだな、

ダンジョン全てに割り振られているらしい数字だ…」

「らしいですか」

「ダンジョンが出来た順番に数字が振られているらしいが

誰が何の目的で数字をつけたかは謎だ…

そして、今までB3ダンジョンの001なんて報告は私の知る限り無い…初踏破だろう…

本当はB3ダンジョンは初心者用のダンジョンだ

しかし、生物や主のレベルが桁外れだ

誰も踏破できなかったらしいな…」

三人と二匹は魔法陣に吸い込まれる


夏休み6日目

B3ダンジョン001踏破


光に包まれたシエル達は

気づくとダンジョンの入り口前に立っていた


辺りは夕焼けで日も落ち始めていた

「久しぶりの太陽!やはり眩しいな!」

「外の世界!始めてクル!」

「シエル!クリア!

ダンジョン踏破をギルドに報告に行くぞ!」

「「はい!」」


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