蜂
「倒せたようだな!」
遠くから見守っていたカレット先生が
シエル、クリアと合流する
二人は先程スパイスベアの討伐に成功した
「三日前まで恐れていたスパイスベアを倒せるとは!
修行の成果が出ているな!」
「はい!先生のおかげです!この後はどうしますか?」
「そうだな…そのまま地下2階の主を討伐するぞ!」
「大丈夫ですの?」
「私も戦うし、今のお前達なら大丈夫だろう!」
そうして3人は地下3階前の主へ挑む
「主の居場所は解るんですか?」
「そういえばそうですわね…
地下2階に降りて修行ばかりで探索しておりませんわ!」
「なーに!心配するなお前達!お前達が修行中に主が居そうな場所を突き止めといたぞ!」
「流石です!先生!」
地下2階のフロアの中心にそびえる巨木
巨木の上に無数の穴が見える
その穴には羽音が響く
「この木の中ですか?」
「そうだ!ほら奥に光る魔法陣が見えるだろ?」
「ほんとですわ…地下へ降りる手段は階段だけじゃないですのね…」
「魔法陣に向かう為に木の中に入れば主も降りて来るだろう…準備はいいか?」
「「はい」」
3人は準備を整え木の中に入る
木の中は空洞になっていた
上を見上げると木に穴が空いており光が差し込む
「ブーーーーン」
侵入して数秒後、耳障な羽音が響く
「お出ましだな!」
クインビー(風)レベル45
ソルジャービー(風)レベル15×100匹
「虫!虫ですわ!」
「蜂型の生物だな!
女王蜂は私が相手する!クイックテンポ!」
カレットはしゃがみ込み狙いを定める
「メテオストライク!」
地面を蹴り一気に飛び上がり
女王蜂へ蹴り飛ばす
女王蜂と兵隊蜂数匹を引き離すことに成功する
シエルとクリアは
兵隊蜂85匹を相手することになった
「アイスシールド!」
クリアは氷の結界を張り安全地帯を確保する
「熱風刀」
シエルは風と火の魔法を刀に纏う
兵隊蜂は空中を飛び回り
手に持った黒い槍で2人を狙う
「(空中に待機されちゃ攻撃が届かない…)」
「後ですわ!アイススパイク!」
シエルの後から氷の槍が飛び出し
兵隊蜂を倒す
「ありがとう!クリア!熱風斬」
「アイスニードル!」
炎風を帯びた斬撃で近づく兵隊蜂をきり裂く
鋭い氷の槍が飛んでいる兵隊蜂を仕留めようとするが
シエルの炎風により氷が溶ける
「ちょっとシエル!その属性は私と相性が悪いですわ!変えてくださるかしら!!アイスニードル!」
「ご、ごめん!氷結刀!(そっか共闘する時は相手に合わせて属性変えればいいのか)」
シエルは氷魔法を纏う
「なかなか…当たりませんわ…」
「そうだ!クリア!俺を氷で持ち上げられる?」
「できますわ!アイスシールド!」
氷の柱がシエルを持ち上げる
「流転!」
氷の柱の上で回転しながら氷の斬撃を飛ばし
跳んでいる兵隊蜂に攻撃を当てる
「シエル!私もそれ使わせていただきますわ!
アイスフィールド!」
氷の斬撃と氷の柱が繋がる
シエルを中心とした氷のオブジェが完成する
「繋がりましたわ!これに…魔力を注いで…
アイスギャラクシースパイク!!」
オブジェのアチラコチラから氷の槍が飛び出し
蜂を突き刺す
シエルは氷の柱に刀を突き刺す
「砕けろ!そして…」
オブジェにヒビが入る
「舞え!氷華旋風!」
オブジェは割れ、氷の破片がシエルの作った風に乗り
残った兵隊蜂に突き刺さる
シエルは風に乗ってゆっくりと降りる
「よし!全部倒せた!先生!」
「あちらですわ!後はクインビーだけですわ!」
二人はカレットの元へ向かう
「オラぁ!!ロックシュート!」
カレットは岩を蹴り飛ばし女王蜂の羽を貫く
「これで飛べ無いなー?」
「オマエフザケルナ!ヨクモ…ヨクモ…ワレノツバサヲ!」
「最後だ…」
「ヤメロ!!」
「おーお前達!終わったか?」
緑の血にまみれたカレットが二人を笑顔で迎える




