表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/47

ダンジョンへの準備

クリアと一緒にダンジョンへ行く約束をした翌日

この日は魔法学校が休みでカインと街に出る


入学から昨日の大会までの3ヶ月

戦闘魔法の基礎訓練等で街に出ることは無かった

「スゲー人が多くて祭みたいだな!」

森の中で暮らしていたカインは目を輝かせ街を歩く

シエルは人間族の中央に位置する街や

城で育っていた為、驚く事は無かった

しかし、中立魔法国家のドットラルの街は

他の国と違い魔法に精通する物が

多く取り揃えられていた

「いらっしゃい!空飛ぶ洋服はいかが〜?」

「安いよ〜!今を切り取る写真石!!」


「そんで、シエル何を買いに来たんだっけ?」

「え~と、今度挑戦するダンジョンで使う物だよ!

今日は買わないけど、

使えそうな物が無いか確認したくてさ!」

「色んな物があって迷うよな〜」

カインとしばらく歩いていると

見た事ある旅館にたどり着く

「あ!シエル!カイン!」

旅館の前で昼食の呼び込みをしていた

モナカに気付かれた

「お昼まだ?ウチで食べてかない?」

モナカはニッコリ笑顔で接客

店の奥からは、いい匂いが食欲をそそらせる

2人はモナカに連れられ食堂へ入る

食堂にはモナカの母、アンコが着物を着て

昼食をせっせと作っていた

炊き込みご飯と煮魚、味噌汁どれも美味しく

なぜだが懐かしさも感じてしまう

リンリーン

店の入り口の音が鳴り誰かが出入りする


昼食を取りゆっくりした後、

店を出て街を探索した

シエルは武器屋に目がとまる

武器だけでなく防具も取り揃えられており

ダンジョンへの挑戦に必要そうな物が置いてある

「防具かー!そうだよな!普通の服と制服しか持ってねー俺たちは必要だよな…」

カインとシエルは真剣に品定めをしていると

店の主人が話かけてきた

「坊主たち!どっかで見たことあるな…あ!昨日大会で頑張ってた小僧たちじゃねーか!」

大会を観戦していたのだろう

「なんだ!今度はダンジョンか!よーし待ってろ!」

店主は店の裏から黒いローブを取り出す

「さぁ若い魔法使いと言ったらコレだろ!」

だが2人は首を横に振る

戦闘スタイルが普通の魔法使いと違う2人は

要望を店主に伝える

「なるほどな!任せな!シエル君はダンジョンで使うのか!早く納品できるよう手配する!カイン君はまだ使わないみたいだから要望を記録させて貰うよ!」

2人は店を後にして

学校にある寮へ帰る

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ