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様子見

太陽が天辺に昇り戦いが動き出す


魔王の青年が

コウモリに似た翼を広げ高く舞い上がる

そして、勇者に向けて手の平を向け呪文を唱える


魔王「ファイアボール…」




その様子をコロシアムの観客席から

魔法でズームして見ている

王族や、人間族達は驚愕する…

初級魔法のファイアボールを唱えたかと思ったが

大きさが違っていた…


魔法使い1「アレが…ファイアボールだと…」

魔法使い2「何かの間違いないだ…ファイアボールは顔の大きさほどの火の玉だぞ!」

王族1 「歴代最凶の魔王か……おい!ホントに大丈夫なんだろうな!」

魔法使い1「はい!こちら側に影響の無いよう、各国の魔法使い達が魔法障壁を建てています!」




勇者シエルが

大剣を刀に変形させ居合の構えをとる…


勇者の武器は父が見つけた魔道具で

大剣…刀…槍…杖の4つに変形でき、

どれも最高峰の一品であった…



魔王がファイアボールを放つ

全てを焼きつく勢いで勇者に近づくが…


勇者「一閃」

勇者の居合切りでファイアボールを消滅させる




村娘1「アノ技は…」


ーーーーーーー

8年前…ある村が魔族に襲われていた…

その時、近くにいた勇者シエルが加勢するも

並以上の力を持つオーク大将に劣勢をしいていた


刀の師匠、トウゲンからの技を思い出し

居合の構えをとる…

この技は集中力が必要であった…

周りから聞こえる

「たすけてぇ…」「うぁああ…」

「お母さ」「勇者様…」

1人…1人…命の火が消えていく…

目から涙を枯らし、集中を保つ…そして


「一閃」


オーク大将は真っ二つに分かれ

それを見ていたオークの子分が敗走する


勇者シエルは敵を見送った後そのまま倒れる…



起きるとそこは襲われてボロボロになった家であった

村娘が1人、勇者と目が合う

「勇者様…起きられたのですね…

村を救ってくださりありがとうございます…」

村娘に礼を言われるが

「すまない…もう少し、俺が強ければ…こんなにも被害が出ずにいたはず…」

悔しさが勇者を襲う…


勇者はこの悔しさを糧に強くなっていく…

ーーーーーー




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