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エルフの気持ち

ざわざわ・・・。

冒険者ギルド内が騒がしい。

騒がしいのはいつもの事なんだけど。

俺を見ているような気がするのは気のせいだろうか。


「ミライ。《《あの》》氷結の角を打ち負かしたんだって?ギルドで噂になってるぞ。」


荷物運びの依頼を持ってきてくれたバルザックが後ろから肩を叩く。

打ち負かしたって…逃げただけなんだけどな。


「氷結の角」その有名Cランクパーティは名乗っていたらしい。

噂って恐ろしい。

どんどん膨らんでいってないか?



****



「ほう、氷結の角とは。やはりミライは実力を隠し持っていたか。」


久しぶりにカモミールさんに町でばったり会った。

最初のセリフがこれとか…。

どんだけ噂広まってるんだよ。


「ついでに家、掃除していってくれ。報酬払うから。」

俺の腕に絡みつくカモミールさん…これ無意識なんだろうなぁ。


「わかりましたよ!やりますから。腕、離してくださいよ。」


「よろしく頼む。」

笑顔で頼まれた。




「うげ…。」


数日でこんなに汚れるものか?

そもそも掃除出来ないって言っていたっけ。

前回看病の恩もあるしな。

早く終わらせよう。

これだけ散らかすのもある種の才能かも…。


カモミールさんは奥の部屋で研究をしているみたいだ。

以前にのぞいたとき、薬品を混ぜているような感じだった。

魔女が沸騰した窯に色々なものをぶち込むイメージだったのだけど。

科学実験みたいで以外だった。


大体のごみは片づけ終わった。

あとは食事の準備か。

野菜だけとか味気ない。

俺は閃いてしまった。

たまには他の物でもいいのではないかと。


”ポーン”


俺はあるものを取り寄せた。

少量だし良いよね。

前の世界の家にあるコメを少し拝借した。

鍋に水を入れ沸騰させ、しばらく蒸す。

確かこれでも作れるってネットで見たことがある。

失敗したらごめんなさいってことで。

俺も久しぶりに食べたくなったし。


そう、白米だ。

エルフは植物なら食べれるらしいから大丈夫だろう。

おかずが無いのは寂しいけれど、塩かけて食べよう。

なんだかテンション上がるなぁ。


「どうした?やけにご機嫌じゃないか。」

あからさまに顔に出てしまっているようで…仕方ないよね。

にまにまして止まらない。

今度からたまに、拝借しよう。

いいよね?


ちなみにご飯は好評だった。

もっと食べたそうにしていたが、さすがに断る。

今の世界にも似たものがあると良いんだけれど。

そうしたらもっと食べさせてあげられるのにな。

なんて考えていたら…


「どうだミライ私の婿むこにならないか?」


ぶほっ


ああ、貴重なお米を吹いてしまった…。


「な、なんですか突然…。」


「料理は出来るし、片付けも上手いし、私もミライの事好きだし。いっそのこと結婚してくれないかと思って…。」


急にプロポーズですか。

前段階は無いのか。


「え、え~~~?」


「俺、まだ子供ですし。結婚は早いかと…。」


「そんな事はないぞ。この世界では16歳くらいで結婚してもおかしくないからな。」


そういえば戦国時代とかそんな感じだったっけ。

政略結婚とか。

俺は一瞬思考が逃避した。


「良かったら、考えておいてくれ。」


え、ええええ?



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