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吸血の勇者ユーリル  作者: らんた
第五章 水魔族・氷魔族との戦い
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第九話

 ここはとある工場。


 ここに核に水を入れスライム化していく。水の精霊を付加していくのだ。


 本来水魔族は分裂して増やせるので養殖なんて必要がない。


 スライム化する時点で人間やその他精霊だった時の記憶は忘れる。


 実に便利な存在だ。


 こうして増やしていけば水魔族の勝利。


 荷物は表向きは海産物としておけばばれない。

 

 現に海産物だしな。


 氷魔族にも使える。


 数の暴力だ。数こそ力。


 そして人間にすら負けてたスライムを馬鹿にしてた連中に一泡吹かせるのだ。


◆◆◆◆


 そのころ、蔵に見せかけた吸血族の工場内で研究員が発見した。


 「ねえ、これってさ……このスライムの核ってさ。海で養殖してるんじゃね? だってこっちのスライムはさ陸地でしか取れない成分しか検出されないよ」


 成分が検出された。


 「で、このスライムは……海の成分が出る」


 証拠が出た。


 「間違いないね」


 吸血族の研究員はここまで突き止めた。


 「スライムの死骸を調べたかいがあったね」


 これは王に報告すべきものだ。


 「ここに宿してる精霊の分析するとさ……アジト分かるんじゃね?」


 「そうだ。たぶんそうだ。解析しよう」

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