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吸血の勇者ユーリル  作者: らんた
第四章 死霊族との戦い
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第七話

 <一方その頃……>


 「王、新しい肉が届いております」


 従者が伝える。

 

 「それはいい。隣の部屋で肉を纏うか」


 ゾマは謁見室の隣の部屋に行き座った。従者が用意された魔族の肉をまるで塗るかのようになぞっていく。すると筋のようなものが生じ骨に吸い付いていくではないか!!


 腐肉がぶつかる音が部屋に木霊する。


 「だいぶ失われた部位を回復したな」


 「ええ。ご立派なお姿です」


 「半死霊族を増やすのだ。この機会、逃す出ないぞ」


 「はっ!」


 (我はこの死霊の鎧を着て打って出る)


 (我らを冥界から呼び戻した妖魔族に恩を返さねば)


 「東の御方への献上分を忘れてないだろうな」


 「ぬかりありません」


 「忘れたら我が部族ごと消滅させられる。絶対に忘れるなよ」

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