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吸血の勇者ユーリル  作者: らんた
第二章 竜族との戦い
21/112

~序~

 サノル村に居た勇者を連れて戻ってきた。サングイス製薬株式会社サンター営業所で吸魔の剣と吸魔の鎧を再び身に着ける。


 だが顔は冴えない。


 とりあえず人間の血は検査と言う名目で確保された。人間の血はいかに貴重品なのかユーリルは思い知らされた。


 しかし、他の魔族に製薬の売り上げを取られたのだ。


 (何のために?)


 (単にお金に困っているから?)


 (商売に乗り出したいから?)


 (それとも?)


 そんなユーリルの疑問に対しブルート国王ゼーマは結論を出した。ユーリルは謁見室に呼び出された。


 「勇者らよ。今度は竜族が占領しているヴリトラに行ってくれないか? 今度は二人でだ。営業するわけじゃないからな。竜国の本土に潜入する必要があるならば許可を出そう」


 「はっ!」


 謁見室の扉が閉まる。こうしてユーリルの新しい旅が始まったのだった

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