表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おまけスキルはマスタースキルによって使い勝手が良くなりました  作者: すみ 小桜


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/50

第23話 回収しまくります

 ふぁ~。

 夕飯を食べ仕事場に戻って来たエストキラは、大きな欠伸を一つした。今日は、重労働だったので、おなか一杯になり眠くなったのだ。

 毛布に包まれると、自然と睡魔が襲って来る。


 ”マスタースキル上げは明日やろう”


 次の日ぐっすりと寝たエストキラは元気いっぱいだ。

 倉庫に行くと、魔道具をせっせと箱へと運び、がん!と叩いた。そして、ほくほく顔でガントが、鉱石を錬金術協会に運んでいく。それを見送った後、さっそくマスタースキルのレベル上げ開始だ。

 だが、ガントが戻ってくるまでやったがレベルは上がらなかった。


 今日も2回で叩くのは終了になり、夕飯まで自由時間。また開始した。


 ――オプションがレベル10になりました

 ――マスターがレベル10になりました


 「やっと上がった。前回の倍かかった感じがする」


 *マスター

  *レベル10:スキル発動消費MPを1にする。また経験値を2倍獲得。アブソープションを取得(レベルアップ時、MP全回復)。成功率+5%。ダブルを取得(両手それぞれ違う対象に限り一緒に発動させる事ができる)。ダブルその2を取得(対象の上に右手を乗せその上に左手を乗せると効果が5倍になる)。鑑定を取得(オプションが付いているモノがわかるようになり、触れて鑑定と唱えればオプションを判別できる)。効果を10倍にする。回収を取得(鑑定したオプションに限り、回収と唱えれば回収し保存できる)。ペースト(回収したオプションも発動できるようになる)。

   次のレベルまで:オプションがレベルアップ時に一緒にレベルアップする。


 「あ、レベルが上がって使えるようになったんだ」


 *動作-3/動作が3%ゆっくりになる。(マスター効果/一度のみ)

  発動条件:対象に触れながら『ペーストユックリト』と発する


 ”よし、発動できるようになってる! でも一回きりなんだ。移すってイメージなんだ。そうだ。あの魔道具の山のオプションを回収すれば、いいのあるかも!”


 「鑑定!」


 《飛距離+7》飛距離が7%伸びる。


 「色んなのあるなぁ。回収」


 ――飛距離+7を回収しました


 ”どれどれちゃんと回収したかな?”


  *回収:動作-3/飛距離+7(マスター効果)

   次のレベルまで:0P/20000P

   成功時6P、失敗時2P(マスター効果)


 ”ちゃんと回収できてる。って、経験値えぐいなぁ。あ、成功率のポイントちょっぴり増えてる。ちょっぴりだけど。まずは、戻るまでに出来るだけ回収しよう!”


 エストキラは、夕飯までの残りの時間、鑑定しては回収していった。





「けほん。けほん」


 ”ずっと唱えてばっかりいたから喉が変だ”


 「うん? 風邪でも引いたか? そうだなぁ。明日は休みにしよう」

 「え! お休み?」

 「体調管理も大切だ。まあボードの練習するなら倉庫に行ってもいいけど、開けっ放しで出かけるなよ」

 「はい」


 今日もまた毛布に包まると、睡魔が襲ってきた。


 ”金貨40枚も貯まった。……このお金でお母さんとお父さんに何か買ってあげたいなぁ。リナにあ会ったらバレそうだけど親になら大丈夫じゃないか? うーん。変装していく? うーん……”


 考え事をしていると、いつの間にか眠りについていたのだった。


 「――おい。大丈夫か」


 ガントの声でエストキラは目を覚ます。


 「あ、おはようございます……」

 「やっぱり熱っぽいな」

 「え……」


 ”そういえば、フラフラする”


 「これ、飲んでおけ」


 なにやら苦そうな匂いがする液体が入った瓶を渡される。


 「もしかしてこれ、あのポーションですか?」

 「ちょっと違う。それは、薬だ。まあ錬金術で作った薬だけどな」

 「でもこれ、もう入ってないんじゃないですか?」


 ビンに半分も入っていない。


 「それで一回分だ。万能薬だ。金貨1枚だがやる」

 「金貨1枚!?」

 「医者に診てもらって、処方される薬より断然これの方が治る。高いけどな」

 「ほ、本当に貰ってもいいんですか?」

 「あぁ。飲めばすぐに元気になるはずだ。だけど、今日は体を休めておけ」

 「ありがとうございます!」


 エストキラは、ごくんと飲んだ。


 「にが~」


 ”そうだった。凄く苦いんだった。でも、フラフラする感じもだるさもなくなった!”


 「凄い効き目! これってどこに売っているんですか?」

 「うん? ポーション屋や錬金術協会で売っている。言っておくがこれは、病気を治す薬だからな。毒とかも消せる。体力回復は、別にある」

 「あ、うん。わかりました。ありがとうございます」


 ”これをこっそりお母さん達にあげておこう”


 いいことを知ったと嬉しくなるエストキラだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ