Rapid.Eye.Movement ~夢探偵辻野蓮人~
ガンガンオンライン様にて開催していました、『テキストネーム限定! マンガ原作者オーディション』に応募したあらすじになります。
最後までの大まかなあらすじ一つと、三話までのあらすじを掲載しております。
・大まかなあらすじ
眠っている間に人の夢へと入り込む力を持つ探偵、『辻野蓮人』。使い方は、蓮人は対象と手をつなぐ、又は、対象の持ち物に触れ、同じ時間に眠ることで他の人の夢へ入り込むことができる。
現在、留学生で助手の『ハンナ』と共に探偵として依頼をこなす毎日。
『辻野亜澄』という姉がおり、今は眠ったままの状態である。実は、過去にその夢に入る力を使って姉と遊んでいた。他人の夢の中に入った時、第三者をつれていた場合手を離してはいけない。しかし、ひょんなことで、思わず夢の中で姉の手を放してしまい、行方が分からなくなってしまう。そして、探すも見つからず、姉はそのまま眠ったまま意識は戻らず。(医者から眠り姫に例えられる)
浮気調査、失踪者探しの普通の探偵業から、夢での悩み、そして過去、解決できなかった難事件まで。夢の世界や現実世界を行き来し、解決をしていく。また、医者や、新聞記者、刑事からの情報を得て、夢の中で証拠をつかみながら調査をする。
姉の失踪の調査と、夢での調査をしていくにつれて、ある一人の女性にたどり着く。名前は、冬樹香澄。大学の准教授。夢についての研究を行っているとのこと。蓮人から見たら、姉に瓜二つの女性だった。蓮人と、ハンナは研究に協力するようになる。夢について香澄や、その関係者の夢に入り込んでいくうちに奇妙な現象を見受けられる。香澄が補佐し、その彼女に似た人物を中心とした夢の世界のコミュニティを形成していた。
実は、香澄には壮大な野望があり、彼女に似た人物を女王とし、夢のコミュニティだけで生きていこうとし、現実世界の人たちをその夢の世界のコミュニティに誘い、現実世界の肉体を手放すことだった。それは、夢の世界から現実世界への侵略だった。
それを、止めようとする蓮人とハンナ。そして、実は、その『女王』とは蓮人が手を放してしまい、意識だけが行方不明となっていた姉の『阿澄』そのものであった。行方不明になってから、ずっと香澄の夢の世界で共存していたのだった。
どうにか、夢の世界のコミュニティへと連れていく計画を防ぎ、蓮人の姉を元の人格に戻すことに成功。
蓮人は、現実世界で探偵の仕事を続け、元に戻った姉のお世話をしていくのだった。
・第1話あらすじ
探偵事務所に依頼主の女性が現れる。内容は、行方不明になった彼氏を探してほしい、一週間前から帰ってきていないとのこと。行方不明の彼氏の私物があるかの確認。それはタオルである。そのタオルに不自然な噛み跡があることを見つける。
その後、彼氏と思われる男の夢の中に入るが、マンションの廊下であり、そこは不自然にドアが多くあることに気づく。鍵がかかっており、どこも開かない。無理やりぶち抜くと、彼氏と思われる男が監禁されていた。トラウマになっていることを知る。夢の中で目覚めさせた後、現実世界で彼氏本人に会う。
実は依頼主が彼氏だと思っていた人を監禁していたという真相で、依頼主を説得する。
・第2話あらすじ
夢の中で走っている亜澄と、追いかける蓮人。とたん、その夢の場所が崩れ、そのまま落ちていく姉の亜澄。蓮人は手を伸ばすが、届かない。そして、汗を掻きながら蓮人は目覚めた。そこには、ハンナが出勤していた。
うなされてましたけどどうしました?と問いかけるハンナに対して、夢で姉が出ていたことを伝える。その後、うなされる理由として、姉がいたこと。姉と一緒に夢の世界で旅をしていたこと。夢の旅の途中で姉の手を放してしまいそのまま、彼女が眠ったまま起きなくなってしまったことを話す。
そして、探偵業を始めた理由が夢の世界をたどることで、姉を探す手掛かりを見つけるためという話をする。
・第3話あらすじ
依頼主は、大学生の男子。夢の中で、毎日見知らぬ女性にいつも見つめられるため相談する。聞いてみても、身に覚えがないという。そして、蓮人と依頼主は同じ時間に睡眠に入る。
そこは依頼主の実家が現れる。そこにじっと依頼主の方を見つめる女性がいる。途中、蓮人は女性が依頼主に似ていることに気づく。どう目覚めるかを聞くと、近づかれ目が覚めるとのこと。その女性を誘い込むことに。依頼主は恐怖するが、目が覚める直前、居間の戸棚を指し示した。蓮人は、母親に近い女性と推理する。実は依頼主の母親は既に他界しており、顔を見たことがないという。後に、依頼主の実家で戸棚を探すと、依頼主宛のプレゼントを見つける。