第一章 その男…
「キとラの間」第二部になります。
イカと戦い、爆発炎上したUFOのその後の物語。
吹ッ飛ばされてサカナに転生し、竜宮城で捕らわれの人間を救出するUFOが、自らを語ります。
チャールズ・サンダーソンは幸せだった。最近得た妻は程よい感じに育ちが良く、美しくもかわいらしく、何とも言えずいじらしく、夜ベッドではエロエロだったのだ。
チャールズ・サンダーソンは夢中だった。エロエロ妻はイロイロなコトやってくれるし、それも毎日イッパイしてくれるし、まさに男の夢ってヤツだったのだ。
チャールズ・サンダーソンは夢を見ていた。むしゃぶりついていたのは妻の美脚ではなく、舌先で転がしていたのは妻の爆乳でもなく、イカゲソと吸盤だったのだ。
チャールズ・サンダーソンは金持ちだった。ご自慢のラグジュアリーヤッチト(ヨット)でもってチャプチャプとカリブ海クルーズってなもんで、素ッ裸で呑気にまどろんだりしていたのだった。
チャールズ・サンダーソンは拉致られた。竜宮城ダンサーズと呼ばれるイカどもによってスルスルッと深海まで引きずり込まれ、おぞましい実験台にされだった。
竜宮城ダンサーズはウキウキと沸き立った。秘密の小部屋に行列をなし、代わる代わるキャッキャと男をこねくり回して、体液を吸いまくる極秘任務をご堪能していたのだった。
チャールズ・サンダーソンは男盛りの絶倫野郎だった。イカ的においしそうなカラダはダテでなく、ツルツルシコシコ精子を採取され続けても、アハアハとお楽しみな夢を見続けたのだった。
私は見てしまった、それはおぞましかった!イカ野郎は人間どもを支配しようと機械を進化させただけでなく、生殖権をも奪おうとしていたのだ!
私はサカナの召使いとして転生していた。出撃し爆発炎上して吹ッ飛ばされて、再び海に戻されてしまったのだ。何てこった、冗談はよしてくれ~‼
私はもうイカに食われるのも使われるのもゴメンだった。苦労して進化出世して天上に昇り詰めようとしたところで、絶倫野郎の排泄の世話をさせられるとは何たる皮肉か!
私にはただのサカナにはない秘策があった。竜宮城DJイカを一撃でキュッと絞め、音響設備を占拠しては、マッコウクジラの群れを呼ぶ超音波を大々的に放送したのだ。
竜宮城ダンサーズは手練れスパイ集団だった。美しく光りながら踊りつつ、おぞましくも工作員として暗躍したが、クジラに対してはなす術もなく、食われまくってザマアってなもんだった。
私はクジラたちの比類なき食欲に歓喜した。キュートな哺乳類から勇気ある逆行へと進化した偉大なるエージェントよ!デッカイ背中が最高にステキよ!キャー!シビれちゃう~‼
チャールズ・サンダーソンは、ああん、もうダメぇ~と叫んだ。ムニャムニャと妻へ睦事を吐いたつもりでイカゲソを食い、ヌメヌメのまま、外の壊滅など何のそのと栄養補給を決め込んでいた。
「起きろ、チャールズサンダーソン」
「…う~ん…、ん、キミ、ダレえ?」
「どう見たってサカナだろうが、ボケ」
「え…サカナ君、ハーイ、ボクの奥さんどこだか知ってる?」
「早く逃げるんだよ、食われたいのか、このボケ」
「なんでぇ?なんかあったのぉ?」
「何だ、奥さんだ?んなもんマボロシだ。名前も知らないくせに、目を覚ますんだよ、このボケ」
「名前…?ホントだ…知らない…えぇ…」
「お前がヤリまくってたのはイカだよ、残念だったなボケ」
ピンポ~ン!ピンポ~ン!自爆まで、あと、五分、です!
「さっさと来い、ボケ」
「え、あお…足がぁ…走れないよ…あぅ…あ、助けてぇ…」
「つかまれ、コシヌケ」
「あぁ~!スッゴイ、わお、君ってマグロ?」
「るせえ、タニー様だ!」
チャールズ・サンダーソンはおしゃべりクソ野郎だった。海底火山が噴火して竜宮城は跡形もなく沈み、我々も吹ッ飛ばされてるってのにゴチャゴチャ話しかけてきやがる信じられんボケ野郎だったのだ。
ザブーン!
「ボクのヨットだ!」
「チャールズサンダーソン、このことは忘れろ、達者でやれ。」
「ありがとうマグロ君、もうサカナもスシも食べないことにするよ、バ~イ!」
「いいや、遠慮せずモリモリ食え」
チャールズ・サンダーソンはクニに帰ったつもりだった。港であるはずのそこは随分ワイルドに見え、労働者らしき男どもは屈強で剣を差し、話しかけても別の言語で返してきたのだ。
チャールズ・サンダーソンは比類なき能天気者だった。ご自慢のラグジュアリーヤッチト付きの制御機器をちょちょいとはたいてお任せにして、陸の向こうの深まるジャングルに、いい公園だね、とひとりごちたりしたのだった。
チャールズ・サンダーソンのクニはまだ国ではなかった。先住民を絶滅に追い込んだり、鉄道や飛行機で向こうの端まで行ってみたり、砂漠で核分裂をおっぱじめたりするまで、まだたっぷり数世紀かかる予定だったのだ。
チャールズ・サンダーソンは懲りずに夢の中にいた。ご自慢のラグジュアリーヤッチトはドンブラコッコと流れて行き、ヒゲや髪がボーボーのクマ男が完成した頃には、まんずまんずな島にちょうどよく漂着していたのだった。
チャールズ・サンダーソンは山の民になることにした。海産物には散々ヒイヒイ言わされたし、ご自慢のラグジュアリーヤッチトもすっかりボロッちくなったんで、しばらくここでサバイバルにゾクゾクしてみようと思い立ったのだった。
チャールズ・サンダーソンは坊っちゃん育ちにしては骨太だった。罪のない動物を撃ちまくって殺しまくって遊び回っていたことがあるもんで、山奥まで攻め入って楽しむのもお手の物だったのだ。
チャールズ・サンダーソンは妙に雪が好きだった。降りに降って降り積もった雪山生活の孤独にはまって、ムフフな妻の夢を見るのもなかなかオツで、たまらんってもんだったのだ。
チャールズ・サンダーソンは突然の来客に目耳を疑った。この島に来て初めて見た人間が「嫁さしてけろ」とのたまうし、その女が竜宮城で見せられた妻のマボロシそっくりなもんだからだ。
「あんれ、いい男が腰さ抜かしてねえで、早ぐあっためてけろ」
チャールズ・サンダーソンは腰砕けでウハウハ嫁をあっためた。燃えに燃えた腰と腰からは玉のような赤子が生まれに生まれ、赤鬼だのとあだ名される青い目と巨体をそなえたモテモテ息子たちにより、その子孫は地に栄えることとなるのである。
チャールズ・サンダーソンはまんずまんず、めでたしめでたしである。えがっだ、えがっだ、えがっだなぁー…
…ずん、ずん、どんどん、ずん…
…はっ…このリズムは…どん…そんな、どんどん、ま、まさか…!
ピー!ずんずんずんずんずん、ずんたたっ、すっちゃか、すっちゃか、すっちゃか、すっちゃか、どんどんどこどこ、ピーピー!
ひゃ~、は~、うぃ~、は!ピィー!だんだんだかひゅ~、どんどんどこ、うは、うはは!
たったらららら、たったららら、お・め・で・と・う!はっ!
アナタの勝ちよ!ひゃ~!ずんちゃか、たくましかったワ、ひゅ~!どんどこ、
アタマのてっぺん、ス・テ・キ~、きゃっっ、
オ・シ・リを振ってよ、キュートな鳥ちゃん!
わお ~、ひゅ~、すっちゃか、
バクハツしちゃってゴ・メ・ン・ネェ~、どどん!
ワタシはやっと足が生えたワ~、ゲ・ン・キ~?タニーちゃーん!
ひゅ~!らららん、どん!
おいしい~おっサカナいっぱい食べて~、すっちゃ、
ゲンキになってぇ~、たったか、イエーイ!
またあそぼうネ~、どんどんどん、ピー!
カメラに向かってメッセージ、ちょ・う・だ・い・ね~、わお~
お・ね・が・い・よ~、ひゅ~、どどどん!
「…あ…ハーイ、ジュッティ(クッ、クソイカゲソ野郎めが…)でっかいマグロをありがとう…(あぁ!!)子クジラまで…うぐぐっ(信じらんない…)これって…ママのお腹を裂いて取り出したの…(時代遅れの怪物めが…滅ぼしてやる…)ァアタシもすっかりゲンキよ、いい戦いだったワ(勝者の威厳よ…)今度はどこにお城建てたの?(何度でもブッ潰してやる…)新しい竜宮城ダンサーズも相変わらずステキなフォーメーションね…(チャールズのタネで何しとんのじゃ、ゲロッッッ)でもアタシったらまだ足が痛くってオシリ振れないからゴメンね、じゃ、またね(少しはおぼえてやがれってんだ軟体動物のドアホが!)…」
「ハイ、OKでーす!じゃあここにハンコお願いします。ハーイ、確かにメッセージをお届けしました、ありがとうございまーす、バーイ、タニーちゃん、おサカナお食べ~!」
ひゅ~、どんだんどんだか、バ~イ!ピーピーピー!っちゃか、っちゃか、すっちゃか、っちゃか、っちゃか、ちゃか、ちゃか、ちゃか…
ひどい…ひどいワ、クジラちゃんが!ママのおっぱいを一度も飲めずにこんな姿にされるなんて…!ああああああああああー!
しっかり、しっかりして、タニー、私はもうサカナでもないし、UF0でもないのよ、やっとツルに戻れたのよ…私は誇り高き天の支配者、丹頂鶴なのよ…妙ちきりんなアニメキャラでもないんだから…!そうよ、しっかり、思い出すのよ…
昔々のそのむかし、ハンパない大昔のこと…何となくでっちあがったチリとして生まれた私は、兄弟だか姉妹だかといっしょくたになって、どっかの宇宙でウサンクサ星雲を形成していた。えっちらおっちら、小惑星として独立して、いいかげんあったまって噴火バクハツ、隕石として散々宇宙を漂った揚げ句、後々に地球と呼ばれこととなる小惑星のあたりにガッツリぶっつかったのだ。
まったく、すっかり火のカタマリにされた上、海の底にドッカンと叩き付れて、おかげさんでしばらく正気を失ったものだ。地球時間で何億年かして気がついたらば、海のヤツをすっかり蹴散らしていて爽快だったが、時すでに遅し、身に覚えのない妊娠をさせられた気分はサイアクだった。
そんなワケで私はちっこいサカナに生まれ変わっちゃって、しばらく海に浸かって体を冷やすハメになった。もういっつもイカ野郎に食われまいと逃げ回る日々だった。どうすればヤツに勝てるか何万年も生きたり死んだり考えて、ある日、美しい希望を見つけたのだ。
マッチョな先輩魚が、雄々しくもカ強く川を遡っていた!イカ野郎の支配する海から脱出し、新しい世界で生きたい!私は後に従って、身を焼く淡水の洗礼に血を吐きながら、何度も死にながら、ついについに陸に上がったのだ。誇らしくも内臓を破裂させ、私はトカゲに成り上がっていた。もうイカに食われずにすむのなら、何度死んでも価値があるってもの。
イカイカうるさいって思ってらっしゃろうけど、海の主、それがイカってもんなのよ。ヤツはあのドデカく暗く、図々しく、スキあらばどこへでも押し寄せ侵入してくる海そのもの。生命を生み出したという自負でもって地球上の全制覇を要求し続けるのだ。
太古の昔から、イカどもが暴れる度に大噴火が起こったり、大陸がくっついたり離れたりして大地震で揺れに揺れたり、酸欠になったりメタンでくっさくさになったり、凍ったり溶けたりもう大変、地上の生きものも海中のクソどもも大絶滅させられるハメになったりしたワケ。
野郎どもはいっつも冷たい暗がりでチャプチャプしてばっかなもんだから、生命は天と海の共作であることをすっかり失念しやがったのだ。親同士が決めた結婚とはいえ、カワイイ子供たちが生めや増やせや、せっせと天地に海に栄えることができたってのに、分かち難い相違うんぬん、天と海の立場の違いは、埋められないものになってしまったのだ。
確かに生命は海なしでは生まれ得なかった。しかしその海を満たす欲望のカタマリである水は、天が降らせたものなのだ。あぁ…天の向こう、宇宙に広がる星々の輝きよ!なぜヤツラはあのどこまでも広がる世界に思いを馳せることができないのであろうか!我々のいるこの星において、共に生きることのできる世界は限られている。それが掟というものだ。ヤツもそのデカイ図体で、ガツガツ納得せざるを得ないはずだ。
まあ、深い海の底を独占して泳ぎ回る喜びも、分からないでもない。押し寄せる重い水のカタマリをねじ伏せ、制する感覚は、空を飛ぶ喜びとまた違い、本能の奥底が満たされるのを感じるのだ。しかし天敵から逃げ回り、戦う喜びも忘れるべからずだ。あの躍動、逃げ切った時の安堵や生命力の勝利、敵を食い、腹を満たした恍惚の溜め息、敵に食われても、その痛みや恐怖は無駄ではない。敵の身となり、共に生きることができる。常に勝者として君臨するイカ野郎にも味わせてやるべきだ。
であるからにして、我々は全力でイカ野郎の挑戦を受け続けている。生命の進化を使った様々な根回しも行った。上陸を果たした後、再び戦いに戻ったクジラちゃんだ。ああ、あの比類なき食欲!海の底まで一気に潜水、イカ野郎を食いまくるったら、あのウザい足に絞められようがお構いなしに食いまくるんだから、ああん、黒光りするデカイ背中ってば最高にステキ~!
んん..。さて、偉大なるクジラとなった魂は、その偉業を称えられ、人間となることが許された。人間となること、それが出世への近道なのだ。何度も生きることにより、クジラから人間へ、更なる高みへと適応を図ることとなる。そして私のように経験を積み、ツルにまで転生し、唯一、イカ野郎とオサラバできる秘策へと達することができるのだ。そう、私にはできる。もう少し、もう少しなのだ。ガマンよ、ガマンしなきゃ…でも、でも、でも…
何で!?何でアタシばっかりが⁉
またあそぼうネ~じゃねえっつんだよ!いつまで軟体動物のままでアホこいてんだ!ちっとは進化してみやがれ!せめてこの怒りをよ、自分がどんだけ嫌われてるかを理解できねえもんかね!?どーゆㄧ脳ミソしてんだあ!あああああああああああああああ!!クソイカゲソがああああああああああ!!私はもうそこまで来てるの!もう少しで宇宙に還ることができるんだから!
おおぉ~ベイビィ~ベイビィ~ねんねしてぇ~
ラララ、もう大丈夫よぉ~
きっともうすぐママに会えるワ~
おいしいおっぱい、いっぱいもらってぇ、大きくなるのよぉ~
そうね、おなかがぁ痛かったのねぇ…
あぁぁ何という苦しみでしょうぅ…何という悲しみでしょうぅ…
ハ~アア~
ア~あなたに会うのを楽しみにしていたママは~
海の底でクソイカ野郎におなかを裂かれてしまったの~ハ~
そうね、とってもこわかったのねぇ…
あぁぁ何という苦しみでしょうぅ…何という悲しみでしょうぅ…
ハ~アァ~
ア~あなたに会うのを楽しみにしていたママは~
深海魚につつかれ放題、いなくなってしまったのぉ~
ハ~ア~ア~
おおぉ~ベイビィ~ベイビィ~ねんねしてぇ~
ラララ、もう大丈夫よぉ~
きっともうすぐママに会えるワ~
おいしいおっぱい 、いっぱいもらってぇ、大きくなるのよぉ~
おおお~、ベイビィ~ベイビィ~ねんねしてぇ~
ラララ、アイシテル~ぅワァ~アア~!
美しいレクイエムに、感動の嵐…。非業の死を遂げたクジラちゃんのお墓に、多くの涙が注がれた。そのあまりに小さな体のおいしいトコロを甘露煮として、我々に滋養を与えてくれたクジラちゃん、やわらかくってジューシーで、とってもおいしかったワ…。ありがとうクジラちゃん、また会いましょうね…。
「タニーセンパイ、お疲れサマです…。んちゅっ…。」
「ホージー、んまっ…とてもいい歌だったワありがとう、ずっ」
「ホントにいいお式でしたね…すんっ…中トロいきますか?」
「二貫賴むワ。赤身もね。」
「あいよっ。」
先日、未来から来たUFOとして解説を勤めさせていただいたホージーが、UFOのハゴロモを脱いで、本来のホオジロカンムリヅルの姿で現れた。控え目な物腰だが、とんでもなく押しの強い風貌の研修ヅルである。
驚くなかれ、その名の通りの白いほっぺたに、赤い目尻と喉、おデコには黒くてふわふわのボンボンをくっつけ、後ろ頭にはキンピカ・パツキンの羽をチクチクと生やしている。これがどういうつもりか随分長いパツキンで、キラキラどころではないスパークリングな後光のようにでっかく広がり、何ゆえの自然かと深く考えさせられるのだ。体は全体的にグレーにもかかわらず、ド派手な、恐ろしくも鳥らしいツルである。
今はパツキンをねじり鉢巻きにまとめ上げ、器用に寿司まで握ってくれるパーティー鳥だが、かつて人間だった時、カストラートとして舞台に立っていた栄光と劣等感が染み付いていて、いまだに歌は得意なのだ。
「で、うんち爆弾は順調?」
「やん、もぉ、らぶらぶですよぉ。くっちゃいですけど、ウフフ。へい、おまちっ。」
「んふ…ふ…んん、クソうまいワ…、ホージー、あのイカゲソめが…んふ…。信じらんない…ふん…」
「確かに最高のネタですね、くやしいですケド本家本元ですし…ね、センパイも子孫のベビーの面倒を見たらどうですか?気分を変えましょ、胸キュンですよぉ。」
「まだ色々あんのよ、子孫のこともね、イカゲソの魂胆ぶっ潰してから。ホントッ、キモいワ、クソイカがあ。カブト煮はまだ?」
「ハイッ、カブト上がりまーす、どっかーん!」
「イエーイ、ワイルドだわ、これぞ肉食!」
ちゃらららら~!
ハローハロー!タニーダーリン~
いるなら出てよぉ~電話よぉ~ん!
ゴーティ姉さんが呼んでるわぁ~
らららハロー!姉さんたらぁ~お急ぎみたいよぉ~
らららハロー!ちゃらららら~!
ホージーが歌うスペシャル着信音が、今まさに食おうとしていたスシから鳴り響いた。
「はっ、ついに来ましたネ、センパイ、大出世ですよ!」
「ヤダ、どうしよう泣いちゃいそうーんんん!ハイ、タニーです!!」
「すぐ議会まで飛んで来なさい!話が山積みでも~吐きそうよ!でもカブト煮持って来て!あーん!」
「オッケー姉さん、アイシテルワ!」