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『破壊』と『再生』(仮題)  作者: 七面鳥の丸焼き
9/11

8話 初めてのダンジョン(1)

「ほ、本当によかったの?」

「いいって。これは必要経費!」


作戦会議の後俺たちはすぐに教会にリュアの職業を就けに行った

持ち金のほとんどが無くなったがまぁよし

これでリュアも戦えるようになったし失った分も稼げばいい

ちなみにリュアがついたのは盗賊

RPGでよくあるシーフだ

…これしか選べなかったらしい


「さて、それじゃぁまた外に行くぞ。スライム狩りだ!」

「う、うん!」


職業に就いたリュアがどれだけやれるのか確かめるために俺たちは町の外に向かった






「やっぱ職業就くと違うな…」


さっきのダメダメが嘘のように華麗にスライムを倒していくリュアを見て俺はそう呟いた

明らかに動きがよくなっておりスライムでは負ける様子が見えない


「私、モンスター倒せてる!ダメな子なんかじゃない!」

「雑魚も雑魚のスライムを倒しただけで調子に乗るな。でも確かにこれなら戦力になるな。奴隷は買わなくてよさそうだ」

「そうだね。私がんばるよ!」


ならもっと頑張ってもらおうか


「リュア、森に行くぞ!森にいる奴らを狩り尽くすぞ!」

「え?お、おー!」


その後俺たちは日が暮れて門が閉まるぎりぎりまで森のモンスターを狩り続けた



「ギリギリすぎるぞ!もっと早くに帰って来い!」


門を潜ろうとしたらレインさんに呼び止められてお説教を食らった

18歳に怒られる22歳って…

お説教は1時間ほど続き解放された後ギルドに向かった


「あら、レインちゃんにこってり絞られたみたいな顔してどうしたの?買い取りかしら?」


レインさんのお説教は有名なのか…


「買取お願いします」

「はい、こちらのトレイに乗せてね。あらあら、たくさん倒したのね。これならレベルも上がってると思うわよ。査定している間に確認してみたら?」


と言って重そうなトレイを軽々と奥に持っていた

レベルかぁ…

あれだけ倒したんだから上がってるよね?


----------------


名前:紘兎

年齢:22

職業:魔法使いlv:4


HP:3600/3600 

MP:--/--

ATK:80

DEF:65

INT:--

MGR:--

AGL:75


スキル


魔法:※破壊魔法(右手) ※再生魔法(左手)


※模様を鑑定されない限り他者に見られることはない

----------------


お、2も上がってる!

でまれだけ倒して2しか上がってないのか

しょっぱいなぁ…


「リュアはどれだけ上がってた?」

「私は3になってたわ!AGLが結構上がってたからもっと早く動けるようになったみたい!」


途中からスピードが速くなったのはレベルが上がったからか

職業の補正うらやましい

俺元々カンストしてるせいで補正関係ないんだよなぁ…

…神の使いになってやろうかな?

…最終手段にしておこう


「査定が終わったわよ~。スライムジェルとスライムの魔石が30個づつ、ゴブリンの魔石と牙が15個づつ、ウルフの魔石と毛皮が7個づつ。全部合わせて13800ゴルドです!スライムとかゴブリンだけでこんなに稼いだのは多分君たちが初めてね!あ、リュアちゃんは今からDランクだからギルドカードを出してちょうだい」


雑魚モンスターだけで1万稼いだぞ!

やべぇ、リュアがYDKだった

ダメな子とか言ってマジすんませんでした!


リュアのギルドカードが届いた後俺たちは宿に戻った

宿までの道でリュアはずっとギルドカードの胸に抱きながら終始笑顔だった

それを見て俺は少し癒されていた

…娘がいるってこんな感じなのかな?






「紘兎!ダンジョンに行こう!」


次の日、食堂に来たリュアがいきなりそう言い放った

こやつめ、戦えるようになって調子に乗っているな?

だが、俺もそれに賛成だ!

スライムとかゴブリンを狩るのもいいけどしょっぱいからな


「いいよ。ただし初心者に優しいところからな」

「やった!ならシューダンジョンに行こう!『ダンジョンを知るならまずはここ!』ってダンジョンガイドに書いてあるし!」


ダンジョンガイドとかあるのか

リュアにどんなことが書かれているのか見せてもらった


~~~~~~~~~~~~~~


初心者におすすめ!シューダンジョン!

全5階層からなるダンジョンでモンスターも弱いので初心者でも簡単にクリアできるぞ!

ここで罠やマッピングの仕方をマスターしてライバルに差をつけろ!

目指せ!ダンジョンコンプリート!


入場料お一人様3000ゴルド

出現モンスター スライム ゴブリン ウルフ コボルド BOSS オーク


~~~~~~~~~~~~~~


どっかの攻略本みたいなことが書かれていた


「いいんじゃないか?6000ゴルドの出費は痛いけど授業料と思えば安いもんだし、元はすぐに取れそうだ」

「じゃぁすぐにいこ!」

「まずは飯な」







朝飯を食べた後俺たちはシューダンジョンに入った


「いいか、スライムは基本無視。その他を積極的に狩る。ただ、リュアは罠のほうを多めに担当してくれ」

「わかった!罠は任せて!」


リュアの職業の盗賊はどんな罠が仕掛けられているかがわかる、罠を解除するとき失敗する確率が下がるという補正がある

…まぁ、罠がどこにあるかさえ分かれば俺が破壊できるとは思うけど

それだとリュアの盗賊としてのスキルが上がらないからな






「紘兎!右足前にスイッチがあるから踏まないように気を付けて!」

「了解!リュアは後ろからゴブが2体来てるから注意だ!」


やっぱダンジョンは外と違うわ

罠に気を付けながら敵と戦わないといけないとかめんどくさすぎる

えっと右足前にスイッチだったよな…


「ぐぎゃぎゃぎゃががが!?」

「あ」


スイッチを踏まないようにバックステップしたら目の前にいたゴブリンが俺を追ってきてスイッチを踏んだ

するとゴブリンたちの足元がパカッと開き俺と対峙していたゴブリンたちは落とし穴に落ちて行った


「・・・」


閉まる前に開いた足場を覗いてみると底が見えないほどの闇が広がっていた

落ちたらひとたまりもないだろう…


「紘兎?どうしたの?」

「ここ、絶対初心者ダンジョンじゃないだろ…」

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