お前馬鹿なのか?
毎回1000文字前後に安定させていこうと思います。
寝起き、というかそれで起こされたのだけれど。ポカリが振られたとか言って泣きついてきた。
僕もホモじゃないので男に抱き着きながら泣かれると気持ち悪いのだけれど、とりあえず話くらい聞かないと離れなそうだな・・・。
「えっと、とりあえずどうした」
返答がない、鼻水だか、涙だか知らないけれど腹あたりが冷たくなってきた、マジではなれてほしいんだけど動く気配がない。まさかこいつ寝てるのか?、いや流石に男に泣きついてそのまま泣きつかれて寝るなんていくらこいつでもないだろう。
「おい、ポカリ」
揺らしてみたけれど反応がない、え、死んでる・・・?、いやいやいやいや、ほんと起きてくれない?
「おーい、反応しろー」
「グゥゥゥゥ~~」
「・・・・・・・・・・」
僕はこぶしを黒曜石の如く握り埃が舞うくらい高く振り上げできうる限り最大の速度でポカリの後頭部に落とした。つまり本気で殴った。
「ガッ!!」
後頭部に鉄拳を食らうと短い悲鳴を上げて体がビクリとはねた後ベッドからずり落ちて床に額をぶつけてゴンッと音が響いた。
予想以上に動いているので観察を続けていると、額をぶつけたのが痛かったのか両手で押さえて床を転がりだした。
「痛えじぇねぇか!なにも殴ることないだろ」
ポカリが冗談みたいなことを言うので反論させてもらう。
「いやお前体固いし何しても平気だろ」
ポカリの体は固いのだ少なくともその辺の岩よりは固い、もちろん生まれ持ってのものではない、彼も元は普通の人間だ、あの日までは普通の人間だった。
「気分だよ!」
「いや気分で痛いってどういう原理だ?」
「あれだ痛みが落ちてくる!」
長くい付き合いではないがそれでもよくわかるポカリは馬鹿だ、勢いで生きてる感というか、言動が馬鹿みたいなことが多々ある、今回がその一例だ根拠のない自身が全力疾走している。嫌いじゃない、ポカリの子の性格は嫌いじゃないが、いつか大きくだまされるだろうなとちょっと心配になってくる。
「じゃあ痛くないって思ったら痛くないんじゃないか?」
「不死身、お前頭いいな!...なんて俺はそこまで馬鹿じゃねえよ!」
少し安心した。さすがにこれにはだまされないか。
じゃあそろそろ本題に入ろう。
「それでどうしたんだ?」
「ん?なにが?」
「.....」
前言撤回やっぱりこいつ危ない




