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伝説シリーズ

とあるドラゴンの伝説

作者: 紅亜真探

 ある王が、どうすればよく国を治められるであろうかと、ドラゴンの元へやってきて聞いた。


 ドラゴンは告げた。


 国益を尊べと。


 王は国益の意味を知らなかったため、国は滅んだ。


 ふたり目の王は、国民の利益と思い、国は滅んだ。


 三人目の王は、国家の利益と思い、国は滅んだ。


 ドラゴンは面倒になり、それから先は口をつぐんで生きた。



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