プロローグ「滅喰の始まり」
ここは、クレイエンテワールド……この世界は、神々が創設したという……だが、光もあれば闇もある世界。
昔は、ルインドゲートの魔物に支配され、クレイエンテワールドは滅びかけていた。人々は苦しみ、死んでいく人々が多かった。
この世界では、光の力を、シャイン・ライン、闇の力を、ダーク・ラインと呼ぶ……
そのころ、ジャックという、正義の剣士集団がいた。
ジャックのメンバーの名は、クラン・グレード、クリン・グレプント、コイラ・ケイト、クロン・ストケイス、クリス・クリンケット、トマーク・エレトニアの6人。それぞれ、伝説の武器を持っていて、実力も超人中の超人であり、人々は、この6人を、救世主のジャックと呼ぶ……
そして、救世主ジャックによって世界は救われ、魔物はルーインドゲートに封じられた。
だが……人々は、平和になると、その平和に飽きて、争いを起こし始めた。
このころが……反乱時代、クレイエンテワールドは、新たな改革を起こした。
それぞれの国々は、王国になり、王と王女が民によって決められ、それぞれの王陛下は、争いを収めた。
そして、争いが起きないように、ジョーカーという剣士隊を作った。
これで平和が続く思われていた、だが……エドワース・エクレイドの子、エドリード・エクレイドがなぜか父のエドワースを殺し、革命軍を作り、自らが黒幕となり、世界を支配しようと、カトリム王国を滅ぼした。
カトリム王国が滅び五芒星は星を描かなくなり、ルーインドゲートを封じていた、シャイン・ラインは、弱まり、ルーインドゲートからは、ダーク・ラインが漏れだした……
そのせいか、ルーインドゲートの魔力は強まり、また今も世界は、滅びかけていく……
そう……この世界は、戦争と平和を繰り返していくのだ……
人々は、平和が続き、戦争が無くなるのを願った……
ある日、サラ・フィー・ニコリアルに、元気に産まれた男の子、母のサラは、この子に、グレンと名付けた、グレンが大きくなり、九歳になったころ、ジョーカーのメンバーだった母、サラは、ルーイン・コーズに殺された。
グレンが二十歳になったころ……ハルクム、ウラルド、ルシール、ケニル、エメリー、クライドラ、プリッセルの8人で旅にでた。
これは、グレン・フィー・ニコリアルが、世界を救う物語……
グレンの新たな旅が今、始まる。