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アイドルッ!  作者: 末吉
第四話~八日目から十三日の出来事(及び風井翠の回想)~
72/205

4-15 肝試し開始前

前回の反動で長くなりました



 お昼頃。いつき達はというと。

「誰と組むか決めたー?」

「まだー」

「一緒に行きませんか?」

「ごめん。初日から約束してるから」

 お昼を食べながら、今夜の肝試し(季節外れだというツッコミは誰もしなかった)のグループ決めをしていた。

 グループの人数は十人なので、先輩や後輩関係なく組める。しかも、組み方は自由の上に代表者を一人決めれば終わるので、みんな思い思いの人と組んでいた。

 ただし、違う人たちもいた。

 いつきもその一人で、みんなが食べながら誰と組むか話している中、一人で黙々と食べていた。

「つとむがいない時点で、どこか絶対に一人足りないでしょ。ていうか、毎回欠席者とか居るはずなのに、どうして十人って言う人数なんだろう?」

 そう呟きながらも、いつきは食べていった。

 彼女は知らないが、この合宿の出席率はほぼ百パーセント。今年は学園長の不手際でたまたまつとむがいないだけで、去年までは全員ここに来ていた。

 それと、今年は必然的に一グループが九人となることが分かっているので、その九人は適当に学園側から選ばれていることも、彼女は知らない。

 そして、食べ終わったので食器を指定された場所へ戻そうとしたら、館内放送が流れた。

『あー、今から名前を呼ばれた生徒は、至急ロビー近くの応接室に来てくれ。長谷川光。本宮いつき。緑川円花。菊地慎。新妻甲斐。篠宮ルカ。岡部(おかべ)未来(みく)。白鷺美夏。皆木楓。以上だ』

 この放送を聴いていたいつきは、一体どういう意味なのかを考えながら、食器を指定された場所へ戻してから、言われた場所へ向かった。


 言われた場所へ着いた時、いつきは一番だった。

 応接室にはテーブルが一つだけあり、それを挟んでソファが二つあるという、随分簡素な部屋だった。

 他の人達はまだ昼食を食べているのかなぁと思いながら、応接室にいる片方のソファに座っている人を見てこう言った。

「朱雀さん、どういった要件なの?」

 そこにいたのは、学園長といつもいる秘書っぽい人だった。

 学園長は笑いながらいつきの方を見て、こう言った。

「ふむ。あの時は急いでおったから言い忘れておったが。お主、化けたものじゃのぉ。やはりつとむのためかのぉ?」

 図星を指されたのにもかかわらず、いつもと変わらぬ表情で、彼女は対応した。

「つとむと一緒にいると、予定が壊れるのが楽しいですね。父も若干渋っていましたが、僕の気持ちを知ったのか、了承してくれました」

 一応彼女の父の事を知っている学園長は、よくもまぁ了承したものだと思った。

 それから何か話そうとしたが、光、慎、円花、甲斐、美夏、ルカ、岡部、皆木が来たので、おしゃべりはやめた。

 一同が揃って黙ったままなので、学園長は呼ばれた要件ぐらい尋ねてほしいものだと思いながら言った。

「お主らで今年の肝試しのグループをつくってもらいたい。出発するのは五十四番、つまりは最後。よろしく頼む」

 用件を告げて席を立とうとした学園長に、皆木が手を挙げてこう言った。

「これで終わりですか~?」

 対して、

「うむ」

 とだけ言って、学園長は応接室を後にした。秘書っぽい人は、「それではみなさん。また夜にでも」と言って学園長の後を追った。

 残された人達は、

「俺達、あれだけのために呼ばれたのか?」

「そうみたいだね」

「ていうか、こうしてみるとアニキと関わっている人達しかいませんね」

「そ、そうだね」

「学園長は一体何を考えているのかしら?」

「まぁまぁ。ルカさんの言いたい事はもっともですけど、ここはみんなで仲良くしましょう」

「オカミ―も一緒だね~」

「オカミ―、ですか?」

「こらっ、皆木!」

 色々とあるみたいだが、学園長の決定に異議はなさそうだった。

 そうなると代表者決めだが、ジャンケンをした結果、美夏となった。

 そしたらもう何もすることが無いので、各々適当な場所に戻っていった。



 三時半。俺は起きた。もちろん、ケイタイのアラームで。

 横を見る。今回は翠が途中で起きるという事が無かったみたいで、離れた距離が保たれていた。

 毎回毎回隣で寝てるからなぁ、こいつ。体を起こしながら、俺はそう思った。

 軽くストレッチをして、それから昼食(夕食?)をつくっていたら、翠が起きた。

「おはよう」

「こんにちは、だろ」

 そう挨拶してから、翠は寝袋をたたんだ。俺は普通に作っていった。

 料理が出来たのと、寝袋が俺の荷物の近くに置かれたのが同時で、俺が料理を並べたら、翠は椅子に座っていた。

「いただきます」「いただきま~す」

 そう言って、俺達は食べ始めた。

「ごちそうさまでした」「おいしかった~」

 数分で食べ終わった俺達は、食器を翠に任せ、俺は爺さんたちが来るまでにテーブルの移動などをやった。

 終わって少し余裕があったので、俺は自分のケイタイを見ることにした。なんとなくというか、先程ランプが点滅していたのを見たからだ。

 そしたら案の定、白鷺からのメール。内容は、『日時は明後日の九時ごろ。集合場所は橘巳町駅前で』。

 それだけでなんとなく予想できてしまったので、俺はどう断ろうか悩んだ。

 しかし、いつきの奴は完全に独断なので、断るならあいつのほうだと思ったから、俺は今のうちにいつきに電話して断ろうと思った。

 そしたら、光から電話が掛かってきた。

「(ピッ)」

『も、もしもし! つとむさんですか!? ですよね!?』

「(ピッ)」

 一応光の声を聴いた俺は、どうしてそんなにテンパっているのか分からず電話を切り、いつきに電話をした。

「もしもし?」

『(ピッ)もしもし? どうかしたのかい? まさか僕の服装でも訊きたいのかい?』

「どういう意味だか知らんが、さっきお前強制的に俺の事行かせるようなセリフで締めなかったか?」

『・・・・・・そう?』

「よし。間が出来たってことはお前、マジで強引に連れて行く気だったな。残念だが、明後日はやる事があるからお前とは行けそうにない。すまんな」

『・・・・・・・・・どういうことかな?』

 ここでそんな、絶対零度が味わえるような声を出すのか。いくらなんでも怖すぎるだろ。

 そう思いながら、俺はちゃんと言った。

「いや、約束しちまったから。約束破るのなんてカッコ悪いだろ? それに、幾ら俺が付き合い良いからって、強引に連れてかれたら絶対に楽しめないと思うがな」

 その言葉を聴いたいつきはほんの数秒黙ったが、「・・・・そうだね。じゃ、またの機会にするよ」と言って電話を切った。

 最大の難関突破―!! なんて喜んでいたら、再び光から電話。

「(ピッ)もしもし」

『どうして先程は切ったんですか!?』

「なんとなく」

『なんとなくで切らないでください!!』

 そう大声で言ってきたので、俺は耳を少し離してから言った。

「何の用だ。ちなみに、明後日は用事があって無理。明々後日はバイト。だから、振替休日中はお前とどこかへ行くなんて無理なんだが」

 その言葉を聴いた光は酷く驚いて、

『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』

 と絶叫した。

 俺はその声量に、反射的にケイタイを耳から遠ざけた。なんつう声量だよ。これで叫ばれた日にゃぁ、俺の耳は壊れるんじゃないだろうか?

 そう思わずにはいられないほどの声を絶叫で出した光は、すぐに切り替えたのか『そ、その用事ってのは、いつ頃までかかるのですか!?』と訊いてきた。

 俺は少し考えてから答えた。

「知らん」

『え!? それって・・・・・・』

 ピッ!

 何か訊かれる前に、俺は電話を切った。そして、電源をオフにした。

 ふぅ。なんとかなった、か? 多分だが。

 そう思ったのも束の間、近くから殺気の様なものが放たれていることに気付き、思わずその主に視線を向けた。

 そこにいたのはやはりと言うか、翠だった。

「いつも電話とかかけてくる人だね? やっぱりつとむはモテモテだね」

 そう言いながら、ものすごい殺気(俺でもビビるレベル)を放つ翠。

 くっ。どうしてだか分からないが、俺の事を殺す気か? そう思いながら、反論することにした。

「待て待て。なにをどう考えたのか知らないが、俺は好きな人などいないし、好かれてる覚えもない。どうしてそうなるんだ?」

 そう言ったのに、翠はまだ殺気を抑えてくれなかった。

「好かれてる覚えがない? 何を言ってるのかな? 色んなところであるんじゃないの?」

 いや、そう言われても。心当たりなんて全くないし・・・・・・・・・。

 そう思いながら俺は心当たりを探ったが、全く見当もつかなかった。

 俺が真剣に考えているのに翠は何を思ったのか、急に笑い出した。

「どうした?」

 俺がそう訊くと、翠は何も言わないで笑っていた。それからしばらく、俺はどういう理由で翠が笑っているのか考える羽目になった。全く分からなかったが。


 翠が笑い終わった時、ケイタイが鳴った。見ると、爺さんから。

「えっと何々……『もうすぐログハウスに着くから、着替えていてくれ』か。着替えないといけないらしいから、誰がどこで着替える?」

 そう言ったら、

「ふ、ふぇっ!! ど、どどどどどどいうこと!!!?」

 翠がテンパっていた。

 いや、予想はつく。おおかた自分で選んだ衣装を着るのが恥ずかしいのだろう。どうしてそんなのを選んだのか全く分からないが、自業自得だろう。

 あんなキワモノだからここまで動揺するだろうなぁと思いながら、俺はなおもテンパっている翠を置いて風呂場で着替えた。

 俺が着るのは忍者。渡された時に見た感じだと、全身黒一色。俗にいう忍び装束。夜に目立たないという事を前提につくられたのだから、これくらいは普通なんだろう。

 着替え終わってから、袋の中にまだ何かあったことに気付いた。

 何があるんだろうと思い取り出してみると、手裏剣(本物に近い偽物。良く刺さりそう)と小太刀(持ってみたらそれなりに重かった)が入っていた。

 確かに忍者と言えばこれらだが、誰かを暗殺するわけじゃないんだからこんな物騒なものを入れるんじゃねぇと思いながら、小太刀を腰につけ、手裏剣を懐に入れた。何か文句あるか?

 さて、準備が整ったことだし、風呂場から出るかと思い何事もなくドアを開けた。そして、そのままリビングに紙袋を持ちながら出た。そこで目にしたのは、

「翠。どうしてバスタオルにくるまっているんだ?」

「ふぁ、ふぁんもふぉとふぁな~?(な、なんの事かな~?)」

 全身をバスタオルでくるんだ翠だった。おそらく見られたくないがためにこういう行動をとっているんだろうなと思い、俺はそっとすることにした。

「別にいいか、そんなこと。さて、爺さんたちはどんな格好で来るんだろうな」

「ふぁふぁんない(分かんない)」

 そう言ったら、玄関のドアをノックする音がした。

 ようやく来たのかと思いながら、試しに気配を絶ってドアを開けることにした。

 ガチャッ

「ん? 誰が開けたんじゃ一体。鍵を差し込んでおらぬというのに」

「よっ」

「「「!!?」」」

 爺さんが入ろうとしたので軽く挨拶したら、来ていた他の先生達も驚いていた。まるで俺がここにいるとは思わなかったっていう顔をしてやがったな。

 そして、それとなく爺さんたちの恰好を見てみたところ。爺さんは子泣きジジイ。よく顔を合わせる、というよりいつもの午前中の授業の担当の先生がフランケン、他の先生達もミイラ男や口裂け女など妖怪の恰好をしていた。俺だけ忍者だという事実は薄々勘付いていたが、逆にどうしてこんな恰好をさせようと思ったのか不思議に思っていたため、爺さんに訊いてみた。

「どうして忍者とかの恰好があるんだ?」

 子泣きジジイに扮している爺さんは(特に怖いとは思わない)、俺の姿を確認した後に答えてくれた。

「儂らを実験台にするのではない! ・・・・・・というか、気配まで消せるとはもはや武芸が達人の域に達しているのではないか? ま。それはどうでもいいか。どうして忍者とかの恰好があるのか、だったな? それはじゃな」

「それは?」

 もったいぶった口調に、俺は訊き返した。

「それは、単純にネタじゃ。毎年毎年持ってくるのじゃが、誰も似合うものがおらぬ。それでお主に候補として送ったんじゃが、まさか似合うものがおろうとはのぉ」

 そう爺さんは言い、それからSP(三名)に「メイク道具を入れた箱は?」と訊き、内二人がそれなりに大きな箱を出してきた(テーブルの上に)。

 それを確認した後、「では、各自自由時間じゃ。七時までにはここに集合じゃ」と言って実質解散させた。

 俺はというと、ネタでこんなの持ってくるなぁ―!! と心の中で思っていた。

 ちなみに、バスタオルオバケと化した翠は、爺さんの提案で雪女に着替えることになった。


 まったく。恥ずかしいんだったら最初から着るなってんだ。



 その頃のいつき達。

「最終日の午後が自由時間って、朱雀さんも気が利いてるね」

「学園長を名前で呼ぶって普通出来ませんよね」

「そうですか?」

「そうですよ、会長」

「ですよ~」

「・・・・・・・・なんだか、居づらいな」

「そうですね」

「は、はい」

「なんで私がこんな人たちと一緒に・・・・・・・・・・・」

 肝試しのメンバーのみんなでのんびりとしていた。みんなで集まっているのに、思い思いに過ごしていた。といっても、

「王手だ」

「うわ~! これ完全に詰みじゃないですか! さっきから強過ぎない!?」

「先を見据えるのもまた兵法だ」

「将来に必要あるんですか?」

「慎君。これで二十三敗だね」

「全く。少しは考えて動かしたらどうだ?」

「うわ~。もう無理!」

 甲斐と慎の将棋を、円花はそれを視ており、

「またですか~!?」

「あ。あがりだ」

「むむむ。会長はやはり難しいです」

「そうですか?」

「ルカちゃん次だよ~?」

「これは、意外と難しいですわね」

 残りの人達はババ抜きをしていた。

 一抜けしたいつきは、ふと甲斐たちの方に向かった。

「将棋かい? ていうか、新妻君は強いね」

 二十四戦目をしている甲斐と慎の盤を見て、いつきはそう言った。

 甲斐は、いつきを見ずにこう言った。

「こんなもの、教えてもらえば誰だって上達できる。それに、お前だって出来るだろ?」

 ちなみに、飛車角落ちでやっているのだが、慎はかなりの駒を取られている。

「ぐぬぬぬ。考えられないっす・・・・・・・・」

 もはや考えることを放棄している慎。完全に勝負を諦めていた。

「それでも自分であいつの舎弟を名乗ってるのか? あいつなら諦めないぞ」

「そうそう。将棋でもチェスでも、僕以外に負けたところなんて一度も見てないからね」

 それに対して、慎に励ましの言葉を送る甲斐と、つとむが自分以外に負けた事が無いと言ういつき。

 いつきの言葉に、二人はおろか円花も驚いた。

「ま、まじっすか?」

「うん」

「ますます敵わない相手だな、あいつは」

「いや~、流石に勝てるものが無いとやっていけないよ。あの人、努力で大抵の事をほぼ完璧にこなすんだから」

「ど、努力の天才ですね」

「ま、そうでもしなきゃ危なかった、というのも理由の一つだろうけどね」

 円花のつぶやきに対して言った言葉に、いつきは「しまった」と思った。

 八神つとむの個人情報などは、自分が封鎖している。なぜなら、生と死の隣り合わせで生きていた彼に、無意味なマスコミを近づけさせたくなかったからだ。


 単純に、個人情報の一切を独占したいと思ったところもあるみたいだが、そんなことはさておいて。


 迂闊につとむの過去の話をするのはまずいと思っていたいつきにとって、これは最大の失敗だった(つとむがこの場に居たら、「別に話しても良いだろ」と言うだろう)。なぜなら、

「どういうことだ?」「どういうことですか?」

 甲斐と円花がその話に食いついてきたからだ。慎はというと、「アニキだったらどうやって逆転するんすかね~?」と将棋盤と睨めっこしていた。

 どうやってはぐらかそうかなぁといつきは考え、結論として話題を変えることを選んだ。

「そんなことよりさ。新妻君は今度ドラマに出るの?」

 いきなりの話題転換に甲斐は怪訝な表情をしたが、何か事情があるのだろうと察し乗ることにした。

「ああ。流石に情報がはやいな。俺のところに来たのが二週間前だというのに」

「え? す、すごいですね」

「そうでもない。出演すると言っても脇役だからな」

「脇役でも出ると決めたんだからすごいよ。つとむなんて未だに、出たくない、の一点張りだから。それなりに出演依頼が来てるらしいけど」

「「「「は!?」」」」

 さらりと言ったいつきの言葉に、近くで聴いていた甲斐たちはおろか、離れてババ抜きをしていたはずの人達も驚いていた。そして、いつきはまたやっちゃったと思った。同時に、つとむの事となると口が滑りやすくなるようだと結論に至った。

 そう考えてる間に、いつきの周りに人が集まってしまった。

 それから口々に先程のことを訊かれたことは、言うまでもない。そして、解放されたのが一時間後で、なんだか疲れ切っているいつきと知らないうちに仕事が来ているつとむに驚かされる一同がその場にいた。



 色々とすっ飛ばして、午後七時。

「肝試しの準備はいいかの? では、これより肝試しをやるぞ! 健闘を祈る!!」

「「おおー!!!」」

「はー」「頑張ろうね♪」

 俺達はログハウスで円陣を組んでいた。夕食は俺がつくらされた。面倒だったが、残りの食材の後始末も出来たのでよかったのではないかと思っている(料理の評価は言うまでもなく、最高の一言だった)。

「では行くぞ!」

 爺さんがカッコつけて先陣を切った。

 さ~て。俺達も頑張りますか。



 そして、肝試し開始。


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