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No.1164.あなたを呼ぶ声は雪に掻き消された

猛吹雪ってのは今日みたいなのを言うんだろな

やたらでかい一階の窓から

外を眺めておもった


車も屋根も花も木も

何もかも真っ白


ニ連休の二日目だけど

昨日から一歩もでてない


だから どんだけ寒いかわからんが

今頃 あの娘も仕事中なんだろな

今朝の夢ん中では恋人みたいに

楽しく過ごしたんだが

現実はなかなかそうもいかない

単純明快にはいかないもん


愛したいのにされない

あなたを呼ぶ声は雪に掻き消され


ちょいと眠くなってきやがったな まだ二十二時じゃん

気付いた時にはもう遅い

いつもそんなんだったな

大事なもん失ってから

大切さに気付いて

それでもまた壊してしまう


笑える程に大馬鹿者


代替品さがしてみても

やっぱり また傷つけてしまって 罪悪

同じ事重ねてだんだん重くなる魂

恋人以下の恋ばかり積もってくよ


この手で抱きしめたいんだが

現実はなかなかそうもいかない

単純明快にはいかないもん


あなたを愛したいのにされない

そして あなたを呼ぶ声は雪に掻き消された

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