転校偏 第00章 第00話 転校偏各種設定資料(おまけです読み飛ばしても大丈夫)
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
よろしければ、ご意見、ご感想をよろしくお願いします。
転校偏の各種設定資料です。
物語中でも言及されているので、ワザワザ読む必要はないと思います。
興味ある人以外は読み飛ばして、プロローグへ進んでください。
用語解説
■《大いなる厄災》
1999年に起こった、南極大陸への巨大隕石衝突と、それに伴う、地球全体の寒冷化および忌形種の出現。
■忌形種
《大いなる厄災》以降主に南極に生息する、異形のモノ。
通常の生物学の欄外に居るため、物体扱い。
南極だけに存在しているわけではなく、世界各地に唐突に出現し被害をもたらしている。
《能力保持者》達で討伐する。
■《能力》
《大いなる厄災》以降に発現した、人類の中でも一部の人間のみが扱える超常の力。
生まれながらにして備わる例と、後天的に備わる例とがある。
○操作系
何かを操作する能力。
力を上げると、操作できるものに対する強化も可能となるが、操作の結果現象が拡大しているだけであり、強化系とはプロセスが異なる。
・最高位・概念操作
ものではなく概念そのものを操作することにより、自然現象そのものを味方につけて操作する。
現象そのものを生み出すことができるが、操作の結果発現しているだけであり、具現化系統とはプロセスが異なる。
・強化系
強化系等は分子間力の増減とエネルギーの増減、エントロピーの増減を、強化・弱体化という概念で扱う能力。
例えば、火を強めたり、逆に火を弱めたりはできるが、操作系統とは違い、分子を加速させているわけではなく、酸素のエントロピーを減少させ、二酸化炭素のエントロピーを増加させ、火力を強める。
温度を上げるなら、さらに熱量のエントロピーを減少させ熱量を上げる。
といったように、周りくどい方法を取る。
基本的には、分子間力を高めて、洋服を金属の鎧よりも硬くしたり、筋肉や血管、皮膚などを強化し強力な打撃を与えたり、武器弾薬の強度を上げたりといった使い方がメインとなる。
・最高位
強化できるもの、強化量、強化できる対象からの距離。これらが全て無制限なものが最高位と言われているが、現状確認されていない。
・構築・生産系
何かを創りだす能力。
特に格付けはされない系統。
《補助器》を作成しているのも、基本的にはこの系統。
生産したものが更に系統を持つことがある。
特に格付けはされていないが、生産系を生産できる能力が強力だと言われている。
・知覚系
何かを知覚する能力。
特に格付けはされない系統。
近くできるものがレアであれば、重宝される傾向にある。
・具現化系
自然現象を具現化し、具現化した現象を操る能力。
操作系等とは違い、自分で具現化させたもの以外は操れない。
例えば、炎の具現化《能力》で木を燃やした場合、燃やすために使用した炎は《能力》をオフにすることで消せるが、木に燃え移った炎は消えない。
・最高位・概念具現
自然現象の枠さえも超えて、具現化するものの概念そのものを具現化する能力。
・空間系
次元や、空間そのものを変質させる能力。
一般的なテレポートなどは、この系統。
自分の周辺を無音状態するなどの、空間自体もを変質させる能力。
この系統の《能力保持者》が少なすぎて、あまり研究は進んでいない。
・特殊系
特に当てはまらない系統。
■《能力保持者》
《能力》を使用できる人々の総称。
《補助器》を使用しなければ、《能力》を使用できない者もいれば、《補助器》なしで協力な《能力》を使用する者もいる。
■《補助器》
《能力保持者》が使用する、《能力》使用の為の補助器具。
一般的には、一人ではひとつしか使用できない。
複数の《補助器》を同時に使用するのは、両手で精密な絵をバラバラに書く難易度。
・汎用型(汎用器)
《能力》の使用を補助する機能がついた。《補助器》。
用いることで、《能力》のパワーと精度を上げることが出来る。
《武器化》することで、個人にあった形へと変わる。
・専用型(専用器)
《能力》の使用を補助する機能を除外することで、単体で強力な力を持つ。
依晶石から構築・生産系の《能力》で作成されるか、強力な忌形種を倒すことで手に入る。
強力なものは《補助器》それ自体が持ち主を選ぶ。
■武器化
単に、武器化とも。汎用器を、持ち主にあった形へと変えること。
武器形状へ変わることが多いため、こうよばれる。
一度武器化したら、自由に元の形に戻したりまた武器化させたりできるが、ずっと武器化させいたとしても特にデメリットはない。
■依晶石
忌形種を倒すことで手に入る物質。
忌形種から受けた特殊効果を打ち消したり、専用器を作る材料になったりする。
■学術研究都市(学研都市)
《能力保持者》を教育し、《能力》の研究を行っている都市。
日本には合計10箇所存在する。
そのうち、国策機関は9箇所。1箇所は、半官半民の民間企業が母体となっている。
■円卓の騎士
国連扱いの、《能力保持者》組織。
各国の軍だけでは倒せないような、忌形種と戦ったり、《能力保持者》が少ない(もしくは居ない)地域に忌形種が現れた場合に、コレを討伐する組織。
■ランク
《能力保持者》の力を表す、円卓の騎士が決めた基準。
各国の軍や、警察もこのランクを基準にしている。
・Eランク
《補助器》の補助なしで、《能力》を実行出来ない。
・Dランク
《補助器》の補助なしで、実用レベルで《能力》を実行出来ない。
もしくは、《補助器》の補助なしで、は制御能力に問題がある。
・Cランク
制御のかかる精神的・肉体的負担を無視すれば、《補助器》の補助なしでも《補助器》と同様のレベルで《能力》行使ができる。
軍や、円卓の騎士に採用されるのはこのランクから。
警察機関では、コレ未満のランクでも採用されることもある。
・Bランク
軍や、円卓の騎士に所属し、特に優秀だと認められた者。
・Aランク
Bランクの中でも更に特に優秀だと認められた者かつ、専用器を実践レベルで扱えるもの。
・Sランク
下記のどれかを満たしたもの
・単独で忌形種を討伐する
・Aランク10人の命よりも価値がある《能力保持者》であると判断された時。
・Sランク全員からの推薦があった場合
■新入生対抗戦
6月の第一月曜日から行われる、新入生総当りの模擬戦闘訓練。
学期末の模擬戦闘試験とは違い、非戦闘向け《能力保持者》に対する配慮はない。
■《複数能力》
一人の人間が、複数種類の《能力》を取得すること。
金鵄教導が研究していたと言われ、実質不可能とされている。
地名紹介
■狡神市
品川区から、神奈川県かながわけん横浜市よこはまし辺りを復興・再開発して作られた学術研究都市。
総人口は、約300万人。
この物語のメイン舞台。
■剴園高校
狡神市の中で最高位の、《能力保持者》教育学校。
他の都市と違い、盛夏戦の永久選抜権を持っている。
■剴園学園
剴園高校、剴園中等部、剴園幼稚舎を含めた総称。
■スカイタワー
剴園学園敷地内にある、超高層ビル。
■金鵄教導
四国の小豆島にあった、唯一民間の学術研究機関。
4月に事故で消滅した。
円卓の騎士にも、軍にもかかわらず、ひたすら研究と《能力》開発に明け暮れていた。
中で生み出された情報、技術は一切外に伝わっておらず、事故ですべて消えてしまった。
事故は凄まじいものだったらしく、まだ炎が消えていないらしい。
主な人物紹介
■久城 文弥
物語の主人公。
高校一年生、男。
金鵄教導唯一の生き残り。
現時点では能力は不明。金鵄教導の秘密主義により自分から《能力》を露見するのを嫌っている。
幼いころは、狡神市に住んでいたらしいが、9年前小豆島に渡りそこで生活していたが、金鵄教導消滅によって行き場所を無くしたため、狡神市に戻ってきた。
■佐伯 優羽
高校一年生、女。
水の概念操作能力者。剴園高校一年一組の委員長。
文弥が学校に慣れるまでのお世話係を兼ねる。
■片瀬 伊織
高校一年生、女。
空気と気体の概念操作能力者。剴園高校一年一組所属。
胸が大きい。おしゃれマスター。優羽とは、中学時代のルームメイト。
■三雲 文寧
高校一年生、女。
電磁力の概念操作能力者。剴園高校一年一組所属。
胸はと身長が小さい。入学試験では学年一位。
■杉田 一誠
高校一年生、男。剴園高校一年一組所属。
10秒先までの未来を見る能力を持っている。
文弥の前の席に座る男子生徒で、文弥の寮のおとなりさん。
いろんな部活で、助っ人をやっていて顔が広い。
■奥村 弘子
文弥のクラスの担任。23歳。
■宗像 ひろし
忌形種研究科の先生。
■武田 五郎
一組から三組の演習を担当する先生。
シーセンとよばれている。
まえがきを修正しました。